生まれたーーーーー!!!!
初めての、オーダーメイドの大太鼓、完全なるオールハンドメイドの、My 「Alfaia」です!!
木の1枚板から、ゆっくりゆっくりと丁寧に、輪っかになり、
雨が多かった中、天候と湿度と向き合いながら行ってくれた接着作業、
16"×15"の、フープが完成しました。
これは、下地に白を施してもらった、キャンバス!!!
ここで一旦、選手交代バトンタッチ。
私の大好きな、美術作家の藤本絢子さんに依頼をして、
official website
デザイン、描き下ろし、フープにアートを表現してもらいました!!!
世界で活躍するアーティスト、盟友絢子ちゃん。
これまで、LIVEステージに巨大アートを掲げてくれたり、
歌風亞-KAFUA-のCDジャケットも手掛けてくれたりと、我々の音楽とコラボしてくれましたが、
楽器本体に命を吹き込むのは、今回初めてだとの事!
私の中の、イメージWordやテーマ、好きな色、想いを伝え、
一気に描きあげてくれました。
何と素晴らしい、幸せな作品が完成!!!
受け取って、触れて、感じた
「この絵、音の鳴る絵、唄う絵やん!生き物やー!!」
「真夜中に踊る太陽」をイメージしてもらった作品。
じわじわときて、涙。本当に嬉しい。
この繊細でパワフルな作品、ラメや質感など、写真では360°全て伝わり切らないナマものですので、実際にLIVEで実物をご覧頂きたいです。
楽器の親に、再びバトンタッチ。
最終工程、リム、ヘッド、チューニングロープを取り付ける仕上げに。
楽器の作者、金寿規(トシ)さん
私がAlfaiaに魅せられた、ブラジルのマラカトゥ・ナサォンを演奏する世田谷の太鼓チーム、Baqueba(バッキバ)さんで出逢ったトシさん。世界に一つの楽器制作から、楽器屋では取り扱っていないリペアもされており、韓国太鼓チャンゴの奏者でもあります。
リムはこれまで、国内のメーカーさんにオーダーした物を、組んで作っていたそうですが、今回、初めてリムまで手作りして下さいました。
上下8プライ(重ね)、厚めのリムです。
とってもとっても、明るいパリッとした音が響きます!!
ヘッド(皮)は、TOP(表面)は山羊皮、SIDE(裏面)はプラスティックヘッドに。
これを組み合わせる事で、サスティーン(音の長さ、伸び)の調節が自在に。
締め太鼓は、ロープを手でチューニング。
こんなに愛情を賭けて、命を吹き込んでくれたお二方。言葉にならない感謝です。早くお聴かせしたい!ありがとうございます。
作り手、描き手、
そして私、奏で手があって生きる、作品。
この楽器と共に、沢山の場所へ連れていって、沢山の方々と出逢って鳴らして、届けられる様に、
世界に一人の素敵な「奏で手」になります!!
楽器の音も、これからどんどん変化、成長して行きます。私もこの楽器と一緒に、色々な景色をみていきたいです。
初披露、デビューは、歌風亞-KAFUA-のLIVE、4/26 台湾@台北ThePark公園展演空間 となります。
愛しい我が子と会った時は、どうぞ宜しくお願いします♡
早藤 寿美子