森田療法ではよく「あるがまま」という言葉が出てきます。
「あるがまま」とはどういう意味でしょうか?
「あるがまま」とは…
パニック障害や不安症に陥りやすい人は
「こうあるべき」という理想が高すぎたり
自分が感じている真の感情を抑えたりしがちです。
理想と現実にはギャップがあるものですし、
自分の気持ちに関しても
「不安になってはいけない」
「こんな感情を抱いてはいけない」
と思っても自分では
コントロール出来ません。
不安は勝手に出てくるものであり、
自分でなんとかしようとしても無理があるのです。
「よりよく生きたい」と思うからこそ
ちょっとした身体の不調にも敏感に
不安を感じてしまう…
たとえば、
心臓がドキドキすれば
「心臓病かもしれない」
「放っておいたら、大変なことになるかもしれない」
と不安になってしまう。
そういう心の動きは
自分でどうにかしようとしても出来ないのです。
反対に、自分の身体や身の回りのことに
全く無頓着で細かいことが気にならない人もいます。
こういう人に「もっと気にしなさい」と言っても、
たぶん無理でしょう。
その人の興味の対象は他のことにあり
自分の身体のこと等はあまり気にならないのです。
これはどちらがいい悪いという問題ではなく
「そういう感じ方の傾向がある」というだけです。
まとめますと
「あるがまま」とは、
前者の不安になりやすい人に対して
自分の不安を不安として認め、
それを抑えようとか、無くそうとか
コントロールしようとすることをやめ、
「そのままにしておくようにしよう」
ということです。
そして、これは「今のまま」とは違います。
まず「あるがまま」でいて、その後病気を治すための
行動に移っていきます。
それをしなければ、はかばかしくは治っていきません。
そのことについては明日書きますね
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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