30分かからずにつき
部屋に入り彼女を見た瞬間 抱きしめてしまいました



「いたいよ」

『少しだけ我慢しろ』


「どうしたの!?急に」

『は!?!?

あまりにも他人事にいう彼女に驚きました




『どうして!?いつから気持ち離れてった!?

「離れたのは先生からだよ」


『いつ離れた!?今でも大好きなんに、いつ俺から離れた!?!?

「昇降口で後輩に声かけられたとき」


『あれはお前がついてったんだろ』

「いつもなら止めてくれるのに~」

『ごめん、断ってくれると思ってた』

「止めてほしかったの、あと…」


『あとは!?

「からかってないのに、あしらわれた」

『ん!?

「膝にのったとき」

『あれは俺も必死だったの、あんな格好で、しかも耳元で言われたら誰だってしたくなるだろ』

「でもー」

『でもじゃない、するのは簡単だけど、見つかったら退学になるだろ、



…………それに誰かに見せたくなかったの』





「ほんとドキドキ!?


やっと顔あげてくれたな


振り回されてもいい

やり直せるなら
何度でも振り回されてやる


だからずっと一緒にいような







彼女の最後の文化祭
些細なすれ違いから 最悪な最後にしてしまいましたしょぼん