• 床にモノがじかに置かれていると、部屋全体が散らかった印象を与え、また狭く感じるものです。その上、掃除機がかけにくくなり、室内を清潔に保つ点でもNG。
  • テーブルや床のようにモノを置きやすい場所に、いったんモノを置いてしまうと、そのままズルズルと出しっぱなしのモノが増殖することになります。
  • 特に、床の四隅はモノを置きたくなる誘惑に満ちています。忙しくて、片づけに手が回らないときなど、とりあえず隅に寄せておこうとなりがちですが、それがリバウンドの始まり。最初は雑誌1冊、マンガ本1冊、紙袋1つだったのが、1つでも置いてしまうと、2つ、3つと増えていき、アッという間に吹きだまり状態に。
  • モノを指定の収納場所に戻すまでの一時置き場のつもりが、そこに居座ることになります。その結果、せっかく片づけた部屋がみるみるうちに元の散らかった部屋に逆戻りするハメに……。
  • 「テーブルと床の上にモノを置かない」というルールを作るだけで、かなりの確率で片づいた部屋をキープできます。テーブル、床、あるいはソファやベッドの上など室内で広い面積を占める部分が片づいていると、部屋全体がスッキリした印象になります。
  • どうしても、テーブルや床の上にモノを置きたい場合には、調味料はトレイに乗せる、紙類は書類立てに立てる、雑誌や本はマガジンラックに入れるなど、じかに置かないようにしましょう。入れ物を決めると、モノの散乱が食い止められると同時に、自ずから量も限定され、際限なく増殖するのを防ぐことができます。