今住んでいる部屋の総床面積に占める収納スぺ-スの割合は、どれくらいですか? 押し入れ、下駄箱、キッチンの棚など備え付けの収納と、クロゼットやカラーボックス、食器棚など後から自分で購入した収納が占める床面積を合わせて考えてみましょう。
仮に、収納スペースが総床面積の20%を占めているとします。家賃が7万円の場合なら、毎月1万4000円を収納のためにだけ支払っている計算になり、年間で約け万円にもなるのです。
その収納スペースに必要なモノが収納されているなら、1万4000円は有効に使われていることになります。でも、使わないモノや使えないモノ、この先も使う予定がないモノ、なんのために買ったのかわからないモノが収納されているとしたら、その分、ムダなお金を払っていることに。
よく、空き箱や空き袋、空き缶を取っておく人がいます。でも、それを何かに利用せず結局ずっと空き箱や空き缶のままなら空気を収納していることになります。つまりただの空気が占領しているスぺ-スに、わざわざ家賃を払っているということです。これも、かなりもったいない話です。それに、不用なモノが部屋を占領しているせいで、部屋が手狭になり、窮屈な生活を強いられ
ているようでは元も子もありません。不用なモノを処分したり、散乱しているモノを片づけることで、スぺ-スに余裕が生まれ、本当に必要なものが収納でき、広々と暮らせるようになるのです。食器棚や収納家具のウルトラ整理のノウハウ