コーチング・アップという考え方 | 社長と起業家の専属コーチ!河合由紀の“心が動くコーチング”

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その基盤を創ることが私たちの使命です。

少し遅くなってしまいましたが、お台場のクリスマスツリーを撮影したので…。

光の具合が難しくてあまり鮮明に撮れませんでしたが、

奥にレインボーブリッジ、木のかげに東京タワーもはいっていました。



さてさて。タイトルにあるとおり、コーチング・アップという考え方に触れたいと思います。

今日お伺いした企業様では、管理職向けではなく、一般職の女性向けに

コーチングの研修をご提案しています。


『僕はやっぱりコーチング研修というと、上司が部下の指導法として

習得するものだっていうイメージがあるんですよね』


と、人事のご担当の方はおっしゃいます。


『コーチ&パートナーズさんではそうじゃないコーチング研修をメインにしてるんですか?』

と...。


その質問で、私の中でオートクライン(* 気づき)が起こりました。

そして、私なりのこだわりをお話するチャンスを頂いたのです。


一般的にコーチングというと部下の能力を引き出すとか部下を育てる手法と思われています。

もちろんそれは正解。

その効果は私もとてもよくわかっているし、弊社で行う研修としては代表的なものだと思います。


ただ、一般的です。

どこのコーチ会社でもやっていることだと思います。

私は自分が経験してきたことを伝えたいし、いわゆる一般職女性、OLさんにも

コーチングの手法を知っていると得することがあるよ、ということを伝えていきたいんです。


話しているうちに、とてもはっきりとしたイメージができあがってきて、

お客様にコーチングしていただいたような気持ちになりました(笑)


「コーチング・アップ」というのは、一般的に言われているのと逆にコーチングしちゃおうよ、

という考え方です。

表現の仕方は難しいので研究が必要だと思っているのですが、

上司がコーチングしなきゃいけないとは決まっていないわけですから、

部下の立場から上司をコーチしてみよう、というものです。

”それ”とわからないくらいの自然さで、コーチングの手法を使うんです。


細かいことはせっかくのネタなので書かないようにしますが(笑)

OLさんが上司の意図を上手に引き出して、上司が求めていること、

先輩から期待されていること、同僚が協力して欲しいと思ってることを

完璧に理解できたら、これはうまく回るんじゃないかと思います。


自分の力だけではどうにも回らないとき、どうしても上の根回しが必要なときなど、

上司に頼ったり、投げるのではなくて、

「あ、これをやってあげればこの子は助かるんだな」と気づいてもらうとか、

そんなイメージです。


こういった感じに職場のコミュニケーションの文化が定着していくと

メンバー全員がコーチしあって、プラスの力が生まれてくるんじゃないかと思うんです。



いつも考えていることでも、ふとした質問を投げてもらえると、

どんどんイメージがはっきりしてきて、語れるっていうこと、ありますね。

今日はまさにそんな営業活動でした。

とても感謝しています。ありがとうございました。