2月に東京 日本青年館で行われた

「The View Up Stairs 君が見たあの日」

小関裕太さんが出演されるとあり、

3月には名古屋へ転居してしまう私には、

少しでも多く観に行く

選択しかありませんでした。

 

東京千秋楽を含め、計5回、

観に行くことができました。


あれから1か月。。。

備忘録として、

思いを記録します。

 

 

少しネタバレありです。


今回の舞台の世界から

感じた事を

書いています。

 

1幕のみの2時間15分。

この長時間、キャストの皆さん

ほとんどが舞台にたっています。

感情あらわでエネルギッシュ

なセリフにダンス。

 

なんという、熱量でしょう。

あっという間に

この作品の世界観に

引き込まれました。。

 

ゲイへの偏見が色濃かった1970年代、

集まる仲間たちの心のよりどころである

ラウンジが作品の舞台になります。

同じような気持ちを寄せ合い、

ここにやってきた者たちなのに、

最後は放火事件によって、

悲劇的に幕を降ろすのです。

 

詳しくはぜひ、公式を

ご覧になってください。


💞作品のディレクターズカット版が

3月末に配信の予定です💞

 

平間壮一さん演じるウエスは、

現代からこのラウンジに

突如タイムスリップした男性。

そこで、出会う、美しい男娼 

パトリックと心を通わせ、

惹かれあっていきます。

 

ウエスとパトリックは表裏一体。

互いの空っぽな部分を

補い合っていたのかなと思いました。

パトリックがウエスへの

投げかける愛ある言葉や眼差し。

 

ウエスが持つ繊細さ、

孤独さを包みながらも、

今あるものを大切に

するようにと、優しく

諭していたと思います。

 

ここからは、パトリックの

事を書いていきたいと思います。

(パトリック愛が過ぎてしまうので、

ごめんなさい。。)

 

作品の歌詞、セリフには、

どのような幼少期かの

詳しい描写はありませんが、

14歳で孤独となり、

生活のために、

仕事を選ばざるを得なかった

パトリック。


そんな、

条件付きの愛で過ごして

きたにも関わらず、

内面がピュアで慈愛

に満ちていました。

 

その姿は美しく妖艶、

無邪気さも加わり、

見た人の心をつかんで

離さない魅力にあふれています。

ただ、その華やかさの中にも、

とてつもない憂いが

しんしんと、

秘めていました。


 とくに、後に彼が歌う

楽曲の前のシーンで語る言葉は、

ご覧になった方が

パトリックが

たとえ、周囲に人がいたとしても、

孤独な思いを抱え生きてきた

であろう事をイメージ

させました。


「虚空のワルツ」。

14歳で親と離れ離れになった

パトリック少年は、

絶望と諦めの中

で過ごすうちに

いつしか愛を知ります。

でも、その相手とも差別的な

状況で引き離され、

再び、

星すら見えない闇の中に。。

 

「遥かな宇宙、飛んでいく舟」。

パトリックは、ずっと待ち続けて

いたように思います。

 

諦めの中でも、いつか、、

と神に祈る姿、

彼の心情の移り変わる様を

小関さんは、

この歌の中で

とても繊細に表現

されていました。

 

パトリックは、本当は、

遠い星からやってきて、

迎えをまっていたのかな、、など

と感じてしまうほど、

浮世離れしていて、

儚くて、美しいパトリックでした。

 

 

5公演、2配信の視聴を通して、

ラウンジは、私にとっては、

心の中に生きるもう一人の

自分の心の在処のようでした。

 

テーマは重いものですし、

状況が自分と合致して

いるわけではないですが、

ラウンジのみんなの

言葉、メロディーにのせた心情が、

行くたびに響き、

お気に入りの言葉や場面が

増えていきました。

そして、何度もラウンジに足を

運ばすにいられなくなりました。

(もっと観ていたかった、、。)

 

この作品は、予定されていた

大阪公演が残念ながら、

中止となってしまいました。

ぜひ、大阪の方とも感動を

シェアしたいと

思っていたのが、

叶いませんでした。

 

そして、カンパニーの

ご厚意により、

再配信が決まり、

そちらも視聴させて

いただきました。

 

大阪の公演を楽しみに

なさっていた方々の

お気持ちを思うと、

言葉がありません。

やはり、劇場で観て

いただきたかったので。。

 

でも、この時期に、

いつどうなるかは、

本当にわからない状況。


カンパニーの皆さんが舞台稽古、

準備と同時に

体調管理の緊張感で

心を削って過ごしてこられた

事を皆さんわかっていました。

 

ですから、中止が決まった

公式Twitterには、

作品を作られた方々へ

のリスペクト

を持った

暖かいコメントが

寄せられていました。

 

この暖かさが、この作品が

伝えたかった事

なのかなとも思いました。

 

「君が変えていくんだ」 

(少し、ちがってるかもしれませんが、、)

 

放火事件で亡くなった

パトリックが、

現代に戻ったウエスに

語りかけます。

 

ネットの世界では、

言いたい放題に傷つけ合い、

そして、社会にでれば、

さまざまな差別や

偏見に苦しむ人がいます。

 

人に優しい世の中に

していくには、

自分が変わらなければ

何も始まらないのです。

 

誰かがやってくれると

思うのでは、

誰も何もやりません。

 

自分が変わっていく、、

勇気のいることですが、

できることからやっていけばよいと

思います。

 

その勇気の連鎖が、

優しい世の中に

繋がっていくと思いたいです。

 

ラウンジの皆が抱える共通の寂しさ、

そして、欲しいと思っている愛。

様々な目線を通して、

描かれています。

そして、チャーミング

で賑やかで、

悲しくて、楽しくて、

登場人物みんなが

魅力的でした。

 

キャストさんのセリフ、

歌の表現、歌声が素晴らしく、

心に響き、感情移入しては、

泣いたり、笑ったり、観ている側にも

投げかけられた熱いメッセージは、

これからも私の中で反芻

していくように思います。


先程もお伝えしましたが😅

3月末には、

ディレクターズカット版の

配信の予定されています。


多くの方に見ていただき

たいのです。

ぜひ 。


本当に素敵な作品でした。

改めて、この作品に携われた

皆様に感謝申し上げます。

 

ぜひいつか、大阪公演を

実現させてほしいです。

また、東京での再演も。


それまで、ラウンジのみんなは、

私たちの心に生き続ける

事でしょう。

 

 

平間壮一さん

小関裕太さん

畠中洋さん

Jkimさん

阪本奨悟さん

関谷春子さん

大村俊介さん

大嶺巧さん

東山義久さん

岡幸二郎さん

 

スタッフの皆様

ありがとうございました。

ハッシュタグの制限があり、

全員の方をお載せできなくて

申し訳ありません。

 

 

 

小関裕太さんのカレンダーイベント

に参加させていただきました。

お顔が小さくて、手足が長くて、、、黒がクリアな瞳、、
もはや、異次元の神々しさでした✨✨

 

 

 


イベントの2日間、午前中から夜まで、長時間、変わらぬ笑顔で、

私達を迎えてくださいました。

この時期に対面会にされたのも勇気のいる事だったと思います。

私達もその気持ちをしっかりと受け止めて、

裕太くんとの時間を幸せに過ごさせていただきました。

本当に感謝の言葉がありません。

小さい時、ダンスや歌を楽しむきっかけでこの世界に入られたとうかがっています。

素人の私でさえ、大変だとお見受けするこの厳しい芸能界で過ごされ、

身や心を削り、また、磨きながら、いろいろな感情と向き合い、

努力と経験をされてきたと勝手に😅思っています。

実際にお会いした時に、いつもの笑顔と美しいお顔、優しいお言葉と同時に、
これまでのご努力と信念を持ってやってこられた積み重ねを垣間見て、

尊敬の念と誇りを感じずにはいられませんでした。。。

裕太くんは、いつも「楽しむ」
「好き」になる、といったポジティブな言葉を常になげかけてくださいます。

その言葉たちは、響きこそ明るいものですが、

裕太くんが持つ真摯な心を移しているように思います。

応援している皆さんは、そういう裕太くんが愛しくてたまらないのだと思います。
私もその1人です。

これからの世の中が、誠実に作品と向き合い、

夢や希望を与えてくれるこの若き素敵さんにとって、

優しいものでありますように。

裕太くん、
これからも、お体に気をつけて、

ご活躍をお祈りしています。

 

舞台稽古も始まりつつだと思いますが、

少しゆっくりお休みできるといいですね。。

今度は、名古屋で待っていますね。

最後になりましたが、2日間イベントを支えてくださった

スタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。

 

 
 


 

ローマに行ってきました。

 

http://chotto-roma.com/ 

 

 

 

ウニのパスタは、濃厚さが最高。

 

 

 
パンナコッタは、クリーミー。
甘さが程よく、コーヒーに合います。
 
三田駅から徒歩5分程。
またお邪魔したいです。
 
御馳走さまでした。
 
今年ももうじき終わりますね。
 
体調を崩したり、忙しかったりで、気持ちも上がらない時もなかったとは言えないけれど。。
そして、あまり落ち着いて何かができたという実感がなかったです。
 
でも、家族や、他にもいろんな方とのご縁に支えられ、だんだんと、「うん、前に進んでる!」と感じるようになりました。
 
ありがとうございます✨
 
今年を振り返りながら、しみじみな一日でした。