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続きです。

 

舞台はイングランド側。

ベットフォード公(岡田浩暉さん)とダルボット。
ダルボットはフランス軍との戦いの際に

捕虜になっていましたが、

 

ベットフォード公が身代金を支払い

解放されています。

 

ダルボットは、ベットフォード公に対する、

まっすぐな忠誠心を示し、

尊敬している様子に映りました。

 

ベットフォード公にジャンヌを説明する際の

言葉遣いが、普段の強気のダルボットとはちょっと違います。

 

戦いに敗れ、捕虜にまで捕らえられた立場。

 

プライドの高い強気武将としては

悔しくてしかたがない

という態度です。

 

しかし、ジャンヌが起こした「奇跡」を目の当たりにして、

少々、自信がなくなっているのか、、

 

「本当に、奇跡というものは、、、

あーるのでしょうか、、、?」

といういい方も独特です(;'∀')

 

そして、ジャンヌの印象を、

ダルボットは、「むしろ、、、かわいい」

と思わず発していますw

 

この時の福士さんのお芝居が、

ちょっとクスっとしていましました。

 

戦場では、狂気じみた形相で戦いをし、

強さを示しているのに、

ジャンヌに、ある意味?、

コロッとしてしまったような様子が

憎めないというか。

 

イングランド軍の将軍としての

君臨する誇りも感じられますし、

何かずるがしこい行動で相手を負かすとか、

そういった雰囲気も感じられません。

いわゆる、性悪的な雰囲気はないですよね?

(観た方、いかがでしたか?

(もちろんジャンヌからみたら敵対する相手なのですが)

 

そして、その上にあたるベットフォード公についても、もちろん

イングランドを守ることにおいて、

容赦はないところはありますが、

そこに、悪だくみのような雰囲気は感じないのです。

 

当時の戦国イングランドを生きた最高権力者である

貫禄、余裕が感じられます。

 

そして、神を信じるというフランス兵たちを「死兵」と表現し、

怖いものなしの確固たる覚悟で挑んでくる兵というように例えています。

 

そんな中、ベットフォード公に請われてやってきた

パリ大学のコーション司教(榎木孝明さん)。

ブルゴーニュ卿。

 

パリ。ということは、つまりフランス。

こちらはイングランド側についているのです。。


これが、もう、見るからに怪しいというか(苦笑)

榎木さんもパンフレットのインタビューで、

下世話な、という表現をしています。

 

いかにも、何か企んでいそうな。

出てきたら、一瞬で、

舞台の空気をもっていくような。
見事なヒールぶりです。
 

このコーション司教を(この時点では)、

ベットフォード公はかなり信用しきっていますから、

話はどんどん進んでいきます。

 

コーション司教は、ジャンヌを「人の心を迷わせる」という異端と発言。
戴冠式を終え、パリに進軍すると思われるフランス軍を
パリで待ち受け、ジャンヌを捕らえようとする作戦です。

 

どうなっていくのでしょうか。。

次回は、第一幕最後の大きなシーンです。

 

今回はここまで。

いつもお読みいただきありがとうございます♡

 

では、また。