震える手

草を刈った日、火山爆発が起きた。

 

何日も、何日も言い知れぬ不安と恐怖。

 

寝ることも赦されなかった。

 

拷問。

今ままで、睡眠中に無意識化で不安感情が溢れて

壊れていたんだね。

気がつかなくてごめんね。
 

 

でも、今、薬で抑えても、

感情が他の臓器に向かうだけだった。

血圧が上がって心臓が壊れる。

悲しみのモルモットだ。


介護に明け暮れ親の為に自分を犠牲にして、

また周りの人たちにも気遣って、

辛かったね。自分をぎせいにさせてごめんね。

社会人になって、ひたすら頑張っても認めてもらえない自分。

辛かったね。

学生時代に教師や、生徒に個性を否定された自分。

本当に大変だったね。

子供のころ、母の八つ当たりで顔色を窺っていた自分。

本当に、不安で辛かったね。

弟が生まれて、夜まで外で遊んでいるように言われていた自分。

 

小さいのに大変だったね。

私の人生の不安や悲しみはすべて体に刻まれているんだね。

人と関われば関わるほど、安全にいきれない私だったんだ。

無意識よ。なぜもっと早くに気づかせてくれていれば。

前世で塔から突き落とされた自分、

たいへんだったね。

誰のものかもわからない不安。

みんな大変だったね。


見守ってくれる人も疲れ果てて、

指導してくれる彼女もなすすべなし。。。。

もう安全にシフトできない。。。

今さら龍が話しかけてきても、

薬漬けでやせ細った私は、

耐えきれない。

もう、両親の元に戻れないどころか、

自分の命も守れない。

他の人は、噴火する前に自分の感情と
向き合うようにね。

自分を大切にね。