ああ、気づかなかった。
私はあのまま一人で介護していたら、頭のおかしなまま、
母に虐待していたかもしれない。
先日、彼女と幼少期の話をしていて気が付いた。
彼女の幼少期、彼女は両親の為に大変だった。
普通の両親でも子育ては大変だ。
彼女も大変な状況で子育てして、時に子供が憎らしく思えたり
ヨーガの聖女みたいな友達も、身近な友達も子供をつねるレベルの虐待はあったと
話していた。
幼少期、他のおさななじみも、お昼寝の時間に私をつねっていた。
彼女の母親もおかしかったから。きっと同じようにつねられていたのだろう。
私が究極につかれて、家政婦教会から介護さんにきてもらったときに、
「親にいじわるしないうちに、施設にいれないさい。
結婚生活を犠牲にして親の介護をして、夫と別居して、夫が事故にあい、
結局、自分が精神科に入院して、母親は施設に入ったの。
あなたも、早くそうしない。弟さんの人生もおかしくする前に」
言われた。
その時は理解できなかったが、今やっとわかった。
それぐらい、私が追い詰められていたのだろう。
プロからみて、虐待をやりかねない状況に見えていたのだ。
宇宙が私たち家族を救ってくれていたのだ。
サレンダーする前に。