よく、8割すてれば人生が変わるというけど、

私の家にあるものは9割不要なもの。

なぜ、「あれもすてないで、これもすてないで。」と言った母の
訴えを聞いてしまったのか。

母は養父母である私の祖父母を愛していたから、何一つ捨てられなかった。

祖母が手作りでつくった幼少時のドレスも取ってあった。

優しい、優しい私の母。

結局、ドレスも私が片っ端から捨てる。


私たち夫婦が越してきて、一旦祖母の家の7割は捨てたけど、残りの3割も不要です。

祖父母だって、受け継いでほしいものなんて、たぶん数えるくらいだったはず。

やっと、母に断らずに自由に捨てられるようになった今、

夫は、かなり古い不要なものにあふれたこの部屋で違和感なくすごしている。

荒れ果てた庭も放置。

確か四柱推命では母と一緒の星。

荒れた家で楽しく過ごしている。


そして、私も今となっては不要なヨーガや占いの本を手放す。

あれこれ読んだが、大事なことはさっぱりわからなかった。

こんな本に夢中になっている暇に、できたことはたくさんあったのですが、

今できるのは、少しでも捨てていくこと。