近所に条件の良い短時間パートの求人が出ていて応募したのですが、落ちました。


落ちた理由を考えてみて、一番これかなと思ったのは、子供の存在。

急な発熱時等にカバーしてもらえるか、学校の長期休みにシフトを減らしてもらえるか、など今思えば少しワガママな質問事項を書いてしまったからかも。


一方で、ホタルくんは転職活動が成功して採用をもらった。ただ、希望した給料に満たないため断るつもりらしい。

ホタルくんは私に

「家族の皆様に安心してもらうために働いてるからぼくは。それだけ。魅力的な仕事だけど、こんな金額では無理だ」と言ってました。


家族のみ な さ ま…


慇懃というか嫌味っぽく聞こえてムカついた私。


私はパート採用の応募フォームに、先方から聞かれもしないのに

子供の人数や発熱時の対応について書いたけれど、

ホタルくんは転職面談で学童のことや

子供の発熱時の欠勤の可能性について話したり、先方から質問されたりしただろうか?全く話題にもなっていないんじゃないの。

子供のライフスタイルを背負って就活してみたらどうよ。一般的な母親の立場が、どれだけ制約が多いか一度くらい考えてみたら?


私が仕事に落ちたのは、子供のせいじゃないかもしれない。学歴とか年齢とかブランク、その他日本語が変で疎まれたとか、他にスキルの高い人が応募したからとか色々な可能性があるのはわかってる。 


だけどね、もし

私が子供にまつわる制約を、全く忘れて仕事を探せるなら、

もっと長時間や、もっと遠い勤務地や、もっとたくさんの条件をクリアできただろうし、今回の応募に落ちた可能性も下がっていただろうなとしか思えない。


世の中の、家事と仕事を両立させている人を尊敬してる。なおかつ育児も担っている人を一番尊敬する。

採用に落ちたことより、夫婦の、男女の就職スタートラインの差に、今日はとても悔しくてやるせない気持ち。

「6次の隔たり」というのを耳にしたことはありますか?

6次の隔たりとは、地球上のあらゆる人、事象とは、間に6人の人間を挟めば繋がれる。という説です



そんなわけないだろ、って思いますよね。
私はその話を初めて聞いた時、信じられませんでした。
「私が、例えば拉致被害者の横田めぐみさんと6次以内に繋がれるかって?なわけないだろ」
と思いました。

でも、その後すぐのこと。

私の母の元同僚が、昔新潟に住んでいて、横田さんのお家の真裏に家があり、その家にめぐみさんが遊びに来たこともある、ということがわかりました。

私は自分の成人式の着物の着付けを、その女性のお母様にお願いしたので、その女性とも直接面識があるのです。

驚きです。

6次どころか、たったの一次。

間に母の元同僚の女性を挟み、すぐそこに横田めぐみさんがいるように感じました。

この小さなブログですが、もしこのブログを読んで下さる人がいたら、あなたも、私とその女性を挟み、北朝鮮の横田めぐみさんとたったの2次の隔たりですね。

45、もうすぐ46年前に日本から連れ去られた少女が、2023年の今でもわずかな隔たりのすぐ向こうにいるのに、と思いました。

他人事に思えないのに、何十年も助けられず、世論を高められずでもどかしいです。
このブログを通してでも、たったの一次、二次の隔たりの向こうにいる人の事象だと、近くに感じてもらえたらいいなと思って書いています。


今朝初めてキンモクセイの香りに気が付きました。

近所にキンモクセイの植え込みがたくさんあるから、これからしばらくオレンジの香りが続くでしょう。



ギンモクセイと香り較べをしてみたいんだけど、ギンモクセイがなかなか見つからない。