劇団四季のゴースト&レディについて。

自分の疑問点。


疑問…


開始すぐに、過去話として出てくる顔見知りの5歳の男の子の墓参りシーンにて。

男の子の姉が「今さら何しに来たんだ、帰ってよ!」とフローを突き放すシーン。


なんか幼子の死と遺族の悲しみと、ただ悼みにきたフローへの謎の仕打ちについ私はいきなり涙が出ちゃったんですが、


いやなぜ?なぜフローが加害者ばりの扱いなの?


①貧しい平民が薬を買えずに幼い家族が死んだので、医者にかかる財力がある貴族様のフローが憎い?(逆恨み?)

②フローが『医療があれば助かる命』を意識したきっかけを印象づけるための観客向けの追加エピソード?(原作にないくだりだったから)


なぜなんや??


のはてなマークが出しながら見てた。ホタルくんはあまりこのシーン興味なくて話せないし誰か観た人と「なんでや」について話したいわ。


毎年フローが夏に野菜届けに行ってたおうち、とか言ってたよ?

薬こそくれなかったけどむしろ滋養をくれた人じゃないのかな。他人が状況も知らずで薬なんかくれなくて当たり前だよね?

①だったらフロー単に八つ当たりされて可哀想だよ。



原作見ながら描いたデオン様!


劇中では、男として育てられた女性で、自らの女性性を否定して生きていた(幽霊だから、死んでいた)といういかにも創作キャラの設定だよな〜なんて思っていたら、実在したと知ってビックリ!

記録によると、人生の前半を男性として生きた凄腕騎士ながら、後半には自らは女性であると公言し、死後の調べで生物学的には男性とされたらしい謎めいた人みたい。


劇中では、デオンの哀しい美学に巻き込まれてフローは大変だったけど、この人のおかげでグレイから監督·脚本家みたいな余裕感がなくなり本気スイッチ入るので本当にありがたい。

四季でデオン様登場した時すごい拍手だったな。