★今日は昆虫の画像を貼ります★
伊丹市にある昆虫館に行ってきました。
ちょうど昨日羽化した、日本最大の蛾
【ヨナグニサン】を見ることができて
とてもラッキーでした。
サナギからかえっただけだから、誕生日というわけではないんですが···なんとなく、
大変身を遂げた美しいヨナグニサンを見ると
♪ハッピーバースデートゥーユー♪
って歌いたくなりました。
朝、出勤した職員さんが発見。
私たちは午後に見学したのですが、朝にくらべ
ずいぶん翅がしっかりしてきたそうです。
大きさはスマホを横に向けたより大きい、
手を広げて親指から中指くらいの長さでした。
両方の翅の先が曲がっているのが特徴で、
これは天敵がその曲がってるところを頭だと思って攻撃してきて、
本物の頭が襲われずに済んで逃げ延びるチャンスを作るみたいです。
白っぽく見えるひしゃげた4つの菱形◇みたいな部分が、半透明でやや透けて綺麗でした。
全く動きませんでした。
カイコちんです。
毛虫とか黄緑色のアオムシは
かわいいというよりなんか·············って思って
あんまり触りたくないな~とか思うのですが
カイコは成虫もモッサリしてかわいいし
幼虫も鼻みたいに見える部分が長くて新幹線みたいで、色も白くて上品、絹作ってくれる!
とか誉めたらキリがないかわゆさだと思います。
歩くとき、足の一本一本が手のひらで
モチッ モチッ と動くのがわかって可愛かったです。
この昆虫館最大の魅力は、広い温室に放し飼いされている蝶たちを間近で見られることです。
スタッフの方によると、1000匹はいるそうです。
蜜皿がいくつもあって、蝶が集まっていました。
何回撮影しても、美しい青紫がうまく写らず諦めてしまいましたが、この写真↑の左上の蝶は
少しだけ紫が写りました。
ツマムラサキマダラという種類でした。
蝶の楽園です。
↑ツマベニチョウは、超ハマったゲームの
「ぼくのなつやすみ2」で捕まえたことがある!と思っていたのですが、分布を見たら合わなかったので私の勘違いかな···。
展示プレートにも書いてありましたが、
ヒラヒラ飛ぶ蝶、すばやくパタパタ、グライダーのようにゆるやか、など、それぞれの飛び方があるようです。
蝶はいつも同じルートを飛んでいるらしく、それを【蝶道】(チョウドウ)というらしいです。
こだわりさんですね!
実は婚カツルートらしいです。
蝶の世界には人間には見えない道路みたいなものがそこに見えているのかな?と、人間の感覚外の世界を知る蝶に敬意を感じた瞬間でした。
温室に流れる人工の小川にも、何匹か死骸がありました。
寿命も長くないし、美しくて儚い種族なんだなあ···と、アリエッティのショウみたいなことを考えていました。
ヘラクレスオオカブトとか、ゲンゴロウ、
ハナカマキリ等の展示もあったけど、
やっぱりヨナグニサンが一番印象的でした♡
ぜひ見たい!と思っていたモルフォチョウは、
お土産売り場の標本だけでした↷
その日に羽化した蝶を温室に放す「放蝶イベント」に参加できました。
いつも希望者が多いらしいのですが、この日は客が少なくて一家族2匹も放蝶できました。ラッキー!
味噌の入れ物くらいのカップから、アゲハが飛び出していきました。
子供たちより私が楽しんでしまったよ。
また何年後かに来たいです。