映画 「 パンズ ・ ラビリンス 」 を観ました。


注意注意ネタばれあり!

 

パシフィックリムの監督でもあるギレルモ・デル・トロ監督作品です。

 

ファンタジーが観たいなと思って観たんですけどね。

 

ファンタジーやった・・・

ファンタジーやった・・・ けども!!


ってな感じです。

すごい残酷なシーン、暴力シーンとかがありましたガーン

 

拷問とかも、拷問があるぞあるぞと脅して、

事後拷問ありましたーって感じで濁すのかと思えば

一撃目はきっちり写っていたり怖いわ。

 

スペインの内乱のことなど全く知識もなかったのですが

主人公の目を通して様子がわかってくるので助かる。(親切な演出♪)

 

ヒロインの女の子は、大人社会の中で発言権もなく

弱く頼りない感じがするけれど、

自分たち家族の身の回りの世話をしてくれる女性メルセデスが

実は義父と敵対するゲリラ軍のスパイだと見抜いても

誰にもこのことを漏らさず、むしろメルセデスを心配していた優しい子。

 

権力者の義父に取り入ろうとすることも全くなく、この点

従う従う、気を使う、と顔色うかがいまくりの実母とは対照的かも。

お母さんにはそうするしか娘と共に生きる道がないので

仕方ないんだけども。

 

ラストは、ハッピーエンドとも見れるし、バッドエンドとも見れるのですが

私はバッドエンドだと感じました。

この映画を観て、この映画を好きだと思った人と感想を話し合いたいな。

 

気になる点がいっぱいありました。

 

番人の名前が「パン」っていうのが なんかどうでもいいんですけど可笑しかったです。

だからパンズ・ラビリンスなんですね。

 

地下ラビリンス絡みのファンタジー要素全てが

ヒロインの妄想なのか、実在のことだったのかがポイントです。

↓・現実だと思える要素(具体例)→でもやっぱ主人公の夢かも~。

 

・第三者メルセデスが「パン」の伝説を知っている

 (祖母が気をつけろと言ってたわ)

 →ヒロインに話を合わせてあげてるだけかも?

 

・マンドラゴラ動いてたじゃん

 あんな意味不明な行動主人公の妄想だけで生みだせない

 (ミルクに浸して血をあげる)

 →義父には動きや声は見えず聞こえずらしい。ただの根っこか?

 →オフェリアの妄想力がやはり半端無いのか


・チョークの存在

 

・地下の父母の存在

 →父が伝説の元となった「王」なら、なぜ地上に同じ姿でいたのか?

  母もまた同じく現実の母はなんだったの的な感じ。 

 

 などなど~


映画って観たものの

内容はすーっかり忘れ去ってしまうということもあるのですが

パンズラビリンスは面白かったので結構覚えているだろうなと思います。

 

物語の中で、妊婦が血まみれになり

しかもお産で死ぬシーンがあったので

タイミング的には今観てはいけなかったなーと思います汗

出産にネガティブなイメージがついてしまったわ。

 

でも、映画はすごく面白かったです。

誰か友達が観てないか聞いてみよう。