アニメ映画の 「めぐみ」 を観ました。
図書館のDVD書架にありました。
25分の短い映画で
小学校~高校の授業での上映も意図して
作っているのかもしれません。
横田めぐみさんが生まれるシーン、
お父さんの滋さんと、お母さんの早紀江の喜びから始まって
双子の弟ができ、父の転勤に伴う新潟への引っ越し
時々実際のめぐみさんの写真をはさみながら
幸せな5人家族の時間が流れます。
そして中学校。
バドミントン部の練習から帰らないめぐみさんを心配して
お母さんが迎えに行くが、
既にバドミントン部は練習を終えて解散していて
体育館に残っているのはママさんバレーの人たちばかり。
どんどん暗くなる中、神社や海辺を探し回る家族の様子。
一方で、暗い船倉に閉じ込められ
壁を掻きむしって指から血が流れるめぐみさんのシーン。
その後拉致問題発覚から、
めぐみさんの娘ヘギョンちゃんの存在がわかり、
遺骨(偽)と写真を提出されたこと、
政府への家族の働きかけなど。
Youtubeでも視聴できるみたいです。
「北朝鮮による日本人拉致問題啓発アニメ」 で見られます。
ただしコメ欄は微妙に荒んでいるようです
* * *
横田めぐみさん役の声優さんは
超大物の高山みなみさん。
こんな大物声優さんが拉致ドキュメンタリーアニメに
出演してくれるなんてすごいなあと思ったけれど
どうしても 名探偵コナンや魔女の宅急便のキキちゃんの
アニメキャラクターの声として認識してしまって
私には実在の少女に起きた犯罪というより
アニメキャラクターのめぐみちゃんの事件、
というように見えてきたので、
アニメだと事実より生易しいように思えてきてしまった。かな。
でも、小中学生、高校生くらいまでなら
拉致問題を知るのに有効な気がするので
小中高校でたくさん上映されるといいなと思います。