ホタルくん

「五山送り火見たい、なんとしてでも見たい!!

6時には帰ってくるから!!!」

 

「わかった」


・・・でも6時に帰るっていうのは気合いで、

実際にはもう少し遅くなる予感得意げと思っていたら、


7:30 ホタルくん帰宅  ひらめき電球やはりねグッド!

 

16日の昨日、桂川に架かっている橋まで行って

送り火を見ました。


見ることができたのは 鳥居形鳥居形と左大文字左大文字


小さかった鳥居がどんどん大きくなって、

離れているので小さいはずなのにそれでも

大迫力!でした。

送り火って本当に大きいんだなあ・・・。

鳥居形ははっきり見えたのですが

大文字は私の乱視のせいか


夫? という字に見えたり ☆ マークに見えたりしました(^▽^;)

 

夫のホタルくんは大好きだし

☆マークも縁起がいいような気がして

(スタープラチナスタープラチナ…誰だよこんな絵文字作った人・笑)

はっきりと「大」に見えなくてもいいか! 

ということにして帰りました。


途中暗い道で過ぎた区画の一つに、

空よりさらに真っ黒な影がたくさん立っていることに

気がついて、何だろう?とよく見たら

墓地でした。


お盆ということで少しだけ

ビクビクしてしまったのですが

もし本当に亡くなった人が束の間

帰って来られる期間なのだとしたら

生きている人にとっても 亡くなった人にとっても

優しい時間なのかもしれません。

私も死んでしまってからこの時期帰ってもいいと言われたら

ハイテンションで現世里帰り?みたいなのしそう・・・!!

と思ったら可笑しくて ふわふわした気分で帰りました。

 

何の本だか忘れましたが

登場人物が「自分が死んだ後も世界が続いているなんて

許せない!耐えられない!」というようなことを

言っていた気がします。うろ覚えですが。

その時は「ウンウン、アンタの気持ち少しわかるでぇ」と

思ったのですが、今はみんなと一緒に地球滅亡!より

100年後にも地味に派手に

京都の山で送り火を焚いててもらったほうが

嬉しいな~と思いますにひひ


一番気に入っている船形を またいつか見たいです。