舟を編む/三浦しをん
を読みました
注意※ ネタばれあり!!
三浦しをんさんの本を読んだのは初めてです。
「しをん」 という名前を 何度も何度も何度も
「をしん」 と読み間違えてしまって、もうそれこそ
50回以上「三浦をしん」だと思ってしまったために
「三浦をしん」って人の作品かと思えてきたくらいです^^;
舟を編む。
辞書の話。
辞書にスポットを当てたお話というのもこれまた新鮮・・・!
地味に見えて、辞書がめちゃくちゃアツい!ものだと 初めて知りました。
どんな本でも、本はすべて 人の手によって作られたものだと
わかっているはずなのに
私は冗談抜きで、 辞書に限ってはなんだか
ロボットが作ってるもののような、
ページにしても内容にしても超人的なものを感じていたので・・・
(本は一人で書くものと、子供の時思っていたせいかも)
たくさんの人の手で何年も何年もかけて編纂されていくということを
初めてストレートに理解できたなって思います。
今まで、あっさりと使ってきた辞書なのに、
今後はどっしりと、実際の重み以上に重くなりそうで
なんだか辞書を見る目が変わってしまったあたり
「読んで取り返しがつかなくなったぜ」
な部分もありますが
何度噴き出したかわかんないくらい おっもしろい 本でした
ストーリーがというより、言い回しが!!
とても面白かったです。西岡さんと佐々木さん好きだな。
そして、この本の装丁ね・・・
超ネタばれになるので控え目に言うと
「 う w w w は w w w
このwww 装w 丁w wwwwww 」
ってなります(意味不明)
もったいない!これが文庫になってしまったら
かなり惜しいって・・・! という感じです^^
ぜひ、ぜひ!