何年も前から 気になっていたのに

結局何もしないまま

今日まで過ごしてしまいました。

 

大人なら誰でも


「13歳の時」

 

を過ごしたことと思います。

 

中学生です。

 

人それぞれいろんな中学時代があったと思います。

学校の授業についていけなかったり

友達とぎくしゃくしちゃったり、

中学時代は楽しいことばかり・・・というわけではありませんよね。

 

でも、振り返った時

彼女にとってはどうでしょう。


お父さんお母さん、二人の弟がいる家があって

学校ではバドミントン部に所属していて

その部活からの帰り道 何者かに連れ去られて


それから何十年も


ずっと家族に会っていません。

友達にも会っていません。

家に帰っていません。

 

私は拉致被害者の横田めぐみさんのことを言ってます。


事件が起きたのは1977年です。


今は2012年です。

 

戦後の日本に生まれて 

これだけ過酷な35年を過ごした人が

他にいるでしょうか。


私が日本で生まれ育ったこの27年で


「楽しい」 「好きだ」 「幸せだ」

 

と感じられたものの全てを

めぐみさんは奪われています。今もです。

 

どうしてめぐみさんと、めぐみさんの幸せを

いまだに取り返せずにいるのか?


「国家レベルの問題だから」と

どこかで片づけてしまっていて

自分では何もしないで

NEWSで最新情報を聞いたら

「今そうなっているのか。帰ってこれるといいな」

と思う、それだけでおわり。他人事の私。

 

家庭もあるし 仕事もあるし

やりたいことも しないといけないことも

たくさんあるのが 今の私たちです。

 

被害者家族の方には とても申し訳ないけれど

四六時中 拉致のことを考えて生活するのは無理です。 

でもだからといって

今まで通りの他人事状態の 冷たすぎる私では

いたくないなと思いました。

あまり動かないのを知っていながら

「政府に任せる」というのも同じです。

 

できるだけ関心を持ち続けること。

過去の経緯を学んで よりわかりやすくまとめて

時々ブログに書こうと思います。


読んでくれる方と一緒に

少しでも拉致問題について

真剣に考える時間をもって

この問題への理解を深めたいなと思います。


私にできることが たとえ蟻の一歩でも

それでもめぐみさんたちに向って 

近づいて行く一歩なのだと思います。