さて最低6000円のコースメニューです。 

 

私たちは日本で ちょっと贅沢したいときでも

そんなに高額を使わないし、旅行会社の人も

3万円で十分ということだったので

3万円分のインドネシアルピアしか両替していませんでした。

 

日本円は予備に持っていましたが、

とりあえずお土産込みで3万円のイメージがあったので

初日の、それもたった一食で所持金の5分の1なくなるのはキツイ・・・!

 

消費生活センターはどこだ~~!


と言いたくなっても、ここは日本ではないのです。

 

  

ホタルくんは空気を読んでコースを注文しそうな勢いだったのですが

私は二人の所持金と予算を説明して断固拒否プンプン!笑


予算問題もありますが、本当の理由は別にあって

たとえ払えない金額ではなくっても

「外国人観光客ちょろす!!」な経営見え見えの

ぼったくりレストランでお金を使うのは嫌だった私。

 

あとでホテルに戻ってから食べ直せばいいと説得して

   

結局、1000円くらいで頼める

 

単品のチキン2Pを 二人でわける

 

という内容に決定。


あ、あれ・・・ハネムーンって 何だっけ・・・。

 

ちょっと寂しい気もしながら

KFCにいるつもりで(天井も床も壁もカーネルおじさんもいないけど

チキンを食べ始めていたら

 

チキンしか頼んでいないはずなのに

綺麗なウェイトレスがにっこり笑って

ローストピーナッツを持ってきて

テーブルに置く。


??

 

チキン美味しいな~と思いながら

置かれたピーナツの意味が分からず

ホタルくんと顔を見合わせていると

 

別のウェイター

「コンバンミー」とニヤニヤ言いながら

野菜炒めを持ってきて

テーブルに置く。


????

 

私とホタルくん 胸騒ぎ。

 

そうこうしているうちに

先ほどのウェイトレス

さらに

ごはん(籠に入った状態で山盛り)とスープまで 

持ってきたので

さすがにおかしいということで

「箸をつけたらきっと法外な請求をされるんだよ!!」

と涙目になった私、ホタルくんに

注文した覚えのないものが続々と来ているが何なのか?

という趣旨のことを質問してもらったところ


ウェイトレスにこりと笑って


「 インクルード 音譜

 

ナァニィィィィィィ~~!!???

 

単品(チキン2P)を頼んだら


それがごはんとスープに炒め野菜、

おつまみピーナツ付きのコースになるの?

  

  

おかしすぎるよバリ島!!

大丈夫かバリ島!!

  

 

インクルードにて追加料金もなく

結果的にはリーズナブルにまともなメニューを

食べられて実害ゼロ!むしろお得だったわけですが、

それは「最低6000円」の空気蔓延する

メニュー表を見ても 拒否って回避した結果なのであり、 

 

ちゃんと空気を読んだ日本人なら 

最低でも6000円のコースは頼んでしまうだろう

恐ろしい海辺のカモネギレストラン。

 

それを紹介してくれちゃったあのガイド、マージンはいくらだろう。

 

80円でナシゴレン食べられる国で

私たちが1000円のチキン2Pを分けていた時

バリの島民としての現地価格の

どんなごちそうを食べていたんだろう?

と思うと 心が狭いねといわれようともかなり悔しい思いがした。


→ホテルへ帰る編に続きます