イルカと墜落/沢木耕太郎
を 読みました![]()
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※注意
ネタばれあり。
読み始めて1~2pで
この本を手に取ってしまったことを
後悔しました。
こ、この本、
ノンフィクションだ!(;´Д`)ノ
私はフィクションばかり読んでいて
ノンフィクションの本なんて多分小学生以来だよ!?
(覚えているのは岳物語。。)
なんとなく、
『フィクションはノンフィクションより面白い』
というイメージがついていて
つまり、
『ノンフィクションはフィクションよりつまらない』
と 思っていたからフィクションとわかり、ショックでした![]()
でもさらに読んでみてこの本・・・面白くて面白くて・・・
「うそだろ・・・・
ノンフィクションでこんなに面白いなんて!?」
と思いながら わくわく読んでいました。
このわくわく感は ガダラの豚のⅡを読んでる時と
かなり似ていて、相当な面白さです。
アマゾンにはピンクのイルカがいるというのが
信じられなくて、そこだけ
「あれ?やっぱりフィクションなのかなあ?」
と思いました
実際にはピンクのイルカ、というより
「アマゾンカワイルカ」という種類のイルカのオスは
発情期になると全身がピンクになるのだそうで。
(『アマゾンカワイルカ 画像』でググってびっくりしました)
ピンクのイルカが出たり、
作者が乗ったセスナが実際に墜落したり
インパクトの強い題材があること以上に
作者のその時その時の正直な感想が
余計な形容のぜい肉をつけず、
ストレートに書かれているのが最大の魅力です。
というより 特別な大事件がない時の描写の方が
楽しいかも!
読みながら頭の中に
「この人の本は 片っぱしから読まねば!!」
という気持ちが生まれました。
沢木耕太郎要チェック!!
とても楽しみです![]()