バーボン・ストリート/沢木耕太郎


を読みました本


※注意注意ネタばれあり!

 

この本は短編15編のエッセイ集です。

 

これがまた・・・「イルカと墜落」と同じくらい

読みやすくて面白い右上矢印

 

1話目から考えさせられるけれど

一番気に入ったのは

6話目の

「風が見えたら」。

 

1本、がむしゃらに頑張り続けることも

私には難しくて 尊いことだけれど

そのひたむきな挑戦の道の上で

ふと視界に入る「風」。

風を見たアスリート、

風を見る隙を作らず 

ひたすら前を見つめたアスリート。

どちらに対しても決して否定的ではなく

敬意をもって書かれている文章が

とても心地よかった走る人