噂話というか
人の口づてにまた別の人の話を聞くのは
嬉しいことが少ないような気がする。
だけど今日はすごく幸せな気持ちになれる話を聞いた。
ご近所の話で
小学生時代の同級の女の子の話。
小学生時代っていうのは
クラスのどんな子とも
1~2回は遊んでいるような時代かもしれない。
私もその女の子と何度か遊んだことはあったけど
中学が別れてからは1度も遊んだりはしてなかった。
あったこともあるかないか覚えてないくらいで
特別親しかったわけじゃなかった。
彼女が看護師になったとのこと。
嬉しかった。
彼女は小学校の時
自宅前でミニバイクにはねられて入院して
松葉杖で学校に通ってた時期があった。
休み時間だか作文の授業だか忘れたけど
退院後にその子の夢を知った。
「看護婦さん(当時は「看護師」は主流じゃなかった)に
なりたい。
入院してるときいっぱい優しくしてもらったから
私も看護婦さんになりたい」
怪我をする前の彼女とは
何か違うものを感じて
本当にその時
「ああ、この子は本当に
看護婦さんになるんだな」
って思ったのをなんとなくだけど
覚えてる。
「夢が叶った」
そうじゃないね。
「夢を叶えた」
んだよね。
すごい。なんだか、ありがとう。