朝家を出た時咲いていた玄関のチューリップが

2時間後に帰ってきた時には散っていた。

 

命が消える瞬間

さよならって言うのは難しい。

その瞬間にその場に居合わせるってことは

本当に本当に難しいことなんだなって思う。

 

花びらが散ることが

花の死じゃないことは知ってる。

だけど朝、

咲いている花を見て少し嬉しかった私の気持ち、

私を嬉しくさせたことにアリガト♪って

言葉にしなくても伝えたかったな。

できれば、咲いているうちのチューリップに。

 

告別式の帰り。