※節分について。回想なのでうろ覚え箇所あり。 


絵本で読んだまんが日本昔話で、

節分のお話があったことを思い出した。

 
奥さんを亡くして子供もいないのか、

古い家に一人でいるお爺さん。

 

節分を迎えるのも一人で、さみしくて、 

鬼もうち!と叫びながら豆まきをしたら、

本当に鬼がたくさん集まってきて、
「どこへ言っても鬼は外!外!といわれて

追い払われるワシらをよう呼んでくれたな、爺さん」

と鬼が喜んで一晩おじいさんの家で

楽しくお酒を酌み交わし踊り、
賑やかな夜を過ごすというお話。

 
鬼は怖いはずなのに、

鬼もうちといったおじいさんの寂しさが初めにあって、
でもおじいさんが鬼に門を開いたこと、

心を開いたことで

結果的に楽しい一夜になったという逆転の話の優しい感じが
「いいな」と思ったことを思い出した。
 

教訓があるいいお話やな、流石よ。

 

最近のママンたちも

子供に見せたい番組として

まんが日本昔話をあげてるらしいけど、

なかなか放映されないこと。

スポンサーがつかないらしいのね。

なるほど。

私も子供の頃はあのオープニング暗いなって思ってたし

どこか怖かったりもしたし、

遠ざけたこともあった。

 

それがやっと今Youtubeで見て楽しいとか思うの。

 

「その岩が、今でも和歌山県○○市にあるそうな」

 

とか言われると、うおおー!!!とかね

地味に興奮してみるとか。

 

天狗が本当はいなかったことも

神様が粘土で日本を創ったわけじゃないことも

微笑みながら聞いていられる。

私も、小さい子にはなるべく日本昔話を観てほしかったりする。