※携帯様へ 脈絡なくしゃべる☆シャキン
子供の頃、
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の話を
聞いたとき
私も長い人生悪いこともたくさんしてしまうだろうな、
ということは地獄に落ちることもあるかもしれない
そんなとき生前に蜘蛛一匹助けただけで
たったそれだけの善行で
極楽へ行く道がひらけるのならかなりお買い得だよな・・・
と考え、
じゃ、今後蜘蛛のピンチに居合わせたら
迷わず助けてあげよ~っと。
と思いました。(文学わかってない
でもそれから
蜘蛛の巣にかかってもがいてる虫は見るけど
(蜘蛛じゃなきゃだめなんだなー・冷徹)
蜘蛛自体が困ってるシーンに出くわすことって全然なくて
糸の話のこともすっかり忘れていました。
しかし、時は流れ、チャンスは巡ってきたのです。
つい先日のこと。
お風呂でシャワーをしていると
湯船に何かゴミのようなものが浮いているのに気がつきました。
ん、ゴミか?
違う。何?
・・・
!!?
蜘蛛!!!しかも溺れかけてる!!
ぶっちゃけキモいと思いつつも、
嬉々として蜘蛛を救い上げた私。
しかしそこで思う。
果たしてこれは善行なのかと。
そもそも蜘蛛が溺れたのは
私のシャワーが原因という可能性、大。偉大。
いやぁ、つまりは、
極楽への道、ちょべり険しす。