いろいろと、考えないようにしようと思えば出来るものです。一切を、自分に関係のない事柄として、ぶった切ることにしてしまえばいい。もはや、「これが売れた」とか「これが大変」とか言われても、「あぁ、そうですか」としかならない。どうぞ、お好きなようにやってくださいね、と思う。
ただし。きちんと正しく、どうにかしたいと声を掛けてくる方には、そこはしっかりと返そうと思う。
余計なこともせず、ただ淡々と業務をこなす。それでもぶっちゃけた話、随分と比率でいけば働いているとは思うけれど。
って、それもどうでもいいか。
それにしてもこんな風に、考えもせず刺激も求めず、新しい何かを見つけようともせず、ただ流れるがままに仕事をするということが、こんなにも退屈でつまらなくて、疲れなくて下らないものだとは。
分かっていても、現実になると恐ろしくガッカリするものだね。
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そんな毎日に潤いをくれるのは、焼き物です。マンガ熱が『へうげもの』、『君に届け』、『ちはやふる』で一段落してきたので。
求めたイメージとは、また違う器。本当はもっと茶碗らしい茶碗(いわゆるお茶のための茶碗)で、ゴリッとした雰囲気のものを探していたのですが。
作家焼き物を見るには欠かせない店「桃居」さんを見ていると、どうしようもなくコレに吸い込まれました。
両の手に持ち、重さを噛み締め、肌をさすると。
ざらつきと滑らかさが同居し、ゆるやかなカーブが随所に施されていて、まさに「手で持ちたくなる」器だった。
内面を見ると、素晴らしくしとやか。マットなするするとした黒が、表地の空気感とぶつかりながら、一つの空間を見事に形成していて。
お茶、ではなくコーヒーをこれで飲んでいます。今のところ、最も合いそうなのはチャイです。これにチャイを注げばきっと、すごく絵になってくれる。
なんか液体以外でも勿論いけますよね。米系は当然ながら、あえてパスタとかも合いそうだ。つか、素敵な器は最終的には何を入れても結構なんとかしてくれる。
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昨日の昼食時に、久方ぶりに呆れるほど可愛い子を見た。なんともはや、白くて素敵だった。
それにしても、口内炎が痛いなぁ。
明日は、尊敬している方とお出かけです。結局毎月会っているけれど、向こうはどういうメリットで定期的に連絡をくれているのかイマイチ分からない。友達、っていう感じでもないしなぁ…。
まぁこちらは嬉しいから良いのだけれど。
というこって。
あ、3月にライブかも。 arlequin
