ちょっととあることのために文章を書いています。といっても、ショート・ショートで原稿用紙3枚分って長さなんですけど。




 まだどうなるかは分からないのですが、うまく事が運んでくれれば、ごく限定されているとはいえど、形になり、もしかしたらごくごく一部の方のお目にはかかれるのかもしれません。




 また、それとは別に、少し文章を書き溜めています。とりあえずは、ショートで50篇くらいを目処に、様々なパターンを集めようかな、と。




 そして、これまたどうなるかは分からないのですが、ごく簡単な形で本を作ろうと思っております。まぁ、大層な数を刷るわけではないですが、それっぽく出来たら愉しいかな、なんて。




 ただこう、流石に今回は配るとなると懐具合も厳しいし、なんだか配るっていうのは表現方法として少し穿ってるかなぁとも思うので、もし可能なら少し売ってしまおうかと思います。ま、正直全然売れないだろうけど。




 置いていただけそうなところも少し浮かんでいるので、まぁ楽しめればいいや、って。




 こうご期待。いや、期待も何もないか(笑)。




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 青山周辺は、なんだかんだで好きなところです。一挙に多くのことが済ませられるってのもそうですが、なんというかこう、落ち着く。




 ギャルソン系やアーツ系、他ブランド系やCIBONEをはじめとした雑貨系といろいろですが、その中でもとりわけ好きなのは「東青山」。狭いし、ジャンルが広いわけでもないんだけど、なんだろう、確かに店そのものが「愉しんでいる」ような気がして。




C O H-makoto koizumi1


 プロノートとかモロモロもそうですが、コレも東青山のド定番の一つ。小泉誠デザインのスタックカップシリーズ「ENTOO」。プレートとカップ数種類のシリーズですが、これがもう素敵。




 潤いのあるマットな質感の白。一見するとちょっとアンバランスにも思える構造、フォルム。




 なんだろう、正直見た目は好きなんですけど、これまで使う気は起きなかったんです。でも今回使ってみて、もの凄く納得。




 不思議な感覚です。カップそのものの肌、重さ、厚み、形などそれぞれが恐ろしくバランス良い。こんなに日常生活に違和感なく溶け込めるカップは久しぶりです。無駄な緊張感も生まれないし、むしろリラックスの空気すら漂う。




 2年の構想を経て出来たというこのシリーズ、たまらない。もう、完全にレギュラーです。手放せない。こりゃ、他のサイズもそろえるべきだな。




C O H-makoto koizumi2


 別売りで、蓋もつけれます。これもまた良い。まず閉めたときの佇まいは異様に可愛いということ。そして実用的に非常に優れているということ。




 また、スタッキングが出来るのも申し分ない。しかも、かなり美しい精度でスタッキングが出来る。タワーにして遊びたいくらいに。いや、もういっそのこと、生活の定番として永久定番にしたいくらいだ。




 まぁ、そもそも小泉誠さんのデザインは、不思議な魅力を持ってますよね。好きか嫌いかはともかくとして。ホウロウのKAICOシリーズ、時計のKEHAI、照明のishicolo、このアタリなんて思いっきりツボだもんなぁ。っていろいろ見てると、tocoroカフェに行きたくなってきた。来月あたり、たぶん三軒茶屋をうろつくから、ついでに寄ろう。




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 本、とは別に名刺を作ろう計画は少しずつ進展していて。まぁ、イメージをほぼ確定できつつあるので、あとは作っていただく某所(まぁ、予想つくでしょうけれど)で、紙や字体、細かいデザインなどを検討しにいくだけ。次の休みあたりになんとかなるかなぁ。




 そうしたらたぶん、今年中には刷り上がるもんね。     arlequin