昨日は、家でヴァイツェンを飲む。甘いのは確かに良いんだけれど、まぁ日本人受けは結局しづらいよね、と思う。女性向き、というけれど、それなりに醗酵の感じはするし。果実酒ほど果実でもないしね。
今日は、レッドビールでした。順調に飲んだ種類を増やしているこの頃。レッドビールってすごいなぁ。果実を突っ込んでいるわけでもないのに、すごく小気味良い酸味と、果実的な甘みがグンとくる。
もっともっといろいろ飲んで、愉しみたいなぁ。好きなビールも出来てきたし、素敵。
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昨日は本屋にも行きました。INAXギャラリーに併設されている、デザイン的なブックストアに。
そこで北欧とヨーロッパの雑貨本を買ったのはいいものの……レジを去ろうとすると、写真集コーナーがそこに。
サッと通り過ぎたら、目の端に写りこむものが。……あぁ、あぁ。気がつけば「コレも下さい」なんつって、レジに差し出してましたとさ。

 カール・ブロスフェルト。写真家で好き、とかそんなに多くはないんですけれど、この人はもうごく単純に好き。あまりにも素晴らしくて、見るたびに溜め息が漏れる。
基本、植物の接写です。でもそのどれもが息をしている。さらには、無機物的な幾何学的な美しさを秘めている。構図の良さ、精度の高さ、そして何より標本のチョイスがカンペキ。
ものすごいページ数なのですが、どんどん楽しめる。それが破格とあっては、ね。タッシェン、ありがとう。

 こんな感じとかは、代表的な写真です。序の口。あまりに美しいですよねー、尊敬してしまう。
これほど満足感のある写真集は久しぶりかもしれません。
あ、でもとある人から頂いた写真集、あれももの凄く良かったなぁ。どこにあるかな。探して、また見よう。
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銀杏並木の話になる。銀杏並木は素敵だ。あの匂いはともかくとして。それでもその匂いも、菌による醗酵の賜物なのだよな、と思うと案外平気だったりする。
『一葉』という曲を思い出す。自分の歌だけれど。外苑前の銀杏並木を思いながら作ったのだけれど、悲しい歌だ。どういう存在にせよ、死別は辛いものだ。
でも、歌は幸せの歌でもある。歌いたいなぁ。
あ、詩を書かなきゃ。 arlequin
