美味しいコーヒーとは、と言われると結論としては「そんなものは好みの問題で、濃く苦いものが好きな人、濃く甘いのが好きな人、薄くまったりとしたのが好きな人、薄くガブガブ浴びるように飲めるのが好きな人、違うものだ」ということにはなるのだけれど。
良いコーヒー、というのは確かにあるような気がする。
それはバッハの田口さんが毎度言うことではある。良いコーヒー。
でも僕が思うに。
やはりコーヒーに対する一番重要な要素は、環境な気がする。
場所、時間、そして人。その総合した環境。
ねぇ。
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今日は半分仕事、半分プライベートとして展示会へ。何にせよ、懸命になって魅力を説明しようとする人は素敵かもしれない。そしてまた、その中に嘘がないように説明しようとする姿はもっと素敵。
それはともかく。展示会後は、同僚と共にぶらぶらとすることに。少し僕の趣味で雑貨屋に足を運び、アイスをほおばったりした。その過程で。
ペコちゃんのギャラリーというか、そんな感じのをやってました。キャラクターものの中で、殊更ペコちゃんが好きってほどでもないですが、ミルキーは美味しいし、POPキャンディーは永遠の定番です。
が、物販でこんなのを見て、「ふあぁ……か、可愛いやんかー」と一瞬にしてほだされました。
ペコちゃんタンブラー。いえ、タンブラー自体はどうでも良いんです、ぶっちゃけ。タンブラーそのものの質はさしてよくないし、欲しいでもない。でも。
この、このタンブラーの中紙に描かれているペコちゃん。あまりにも、素晴らしすぎる。
いわゆる定番のペコちゃん、不二家のペコちゃんではない。明らかにイラストレーターの方のイメージ、あるいは傾向にデフォルメされてます。格好が可愛いのもそうですが、横顔の具合も、全体のバランスもカンペキ。
他にも2ルックのペコちゃんと、1ルックのポコちゃん、それと2ルックの犬が。いやー、どのペコちゃんも凄い。このイラストレーターのペコちゃんでグッズを作ってくれたら、俄然買うに違いない。
なんだろう、どことなくジブリっぽいからか。あるいは、昔のファイナルファンタジーのようだ(5くらいのころね)。いずれにしても描く人でここまで変わるか、という良い一例でもある。
結構こういうキャラクターものってのは、えてしてアンティークやかつてのデザインの方が良いとされがちだけれど、一概にそうでもないような気が僕はします。時代と共に、良くなることだってたくさんある。
それにしても、可愛いなぁ…。
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段々涼しくなってきて、秋の気配もしてきた。現実的に今日も長袖で過ごせたし、個人的には嬉しい。
望むことがある、考えることもある。
僕は、何を求めているんだろう。 arlequin