物事の言い方っていうのは、確かに重要なのかもしれない。人から注意されてソレに気が付くことは難しいけれど、いざ現実的に目の前で言い方の悪い例をたくさん見て、幾つかを経験すると、それが分かる。
2年前、と想いを馳せる。そうだなぁ、確かにあの頃って、いろいろ間違っていたようにも思う。もっとこう、うまくやる言い方だとか、あしらい方があったはずで。
ここ数ヶ月で同じような環境のときに、その人を笑顔に出来ているということは、少しだけれど成長したのかもしれない。
ただそれを、仕事上、それもあくまで対外的にしか出来ないのが、まだまだということか。
内部に関してや、近い部分に関しては未だに、随分と人の反感を買うことをわざと言ってしまう。言った後に「言うべきではなかった」と思うけれど。うんまぁ、あと数年かけて(現実的な数字として)、そこはなんとか出来ればいい。
焦らずに、ゆっくり。少しずつ、形は見えてきていて。少しずつ、方法論もわかってきて。夢は夢でなくなってきているのだから。
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夏になると、欲しくなる色。春は僕の場合はピンクや薄いベージュであり、秋の場合はブラウンやレッド、冬はブラックにグレー。夏は?
夏は、どうやっても、白なんです、結局。

 今更、珍しいこともなくなっている、スピングルムーブ。プリュスのコレクションで別注が使われた時は、そりゃビックリしたものだけれど。
なんだかんだで、つながりは深いんだね、と思ってしまう。ワイズ版のスピングルムーブ。
白いキャンバス。白いソール。そしてちょっと短めのハイカット(ミドルって言ったほうが正しいかもしれない)。
なんだろ。確かに、スピングルムーブの通常ラインでは、ある意味では無い型ってことにはなるんだろうけれど、ミドルカット的な部分とか。
でもレザーバージョンなら出てるから、新しいとも言えない。それでいて、内張りの合皮を省いていたりするから、実際には通常ラインよりも簡単に出来ているような気もする。
キャンバス部分の生地が、ワイズものなのか、と思ったりもするけれど、どうなんだろう。
ただいずれにしても、それで価格が2.5倍近くになっているにも関わらず、欲しいなぁカッコイイなぁと思ってしまうのは、そこにワイズの良さがあるのかもしれない。
つーか単純に、履いた雰囲気が今の気分にピッタリだったって話なわけだけど。
コテコテと歩く具合が、良いのです。
コテコテ。歩き方がコテコテしている子は、無条件に好きです。
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米沢さんの2巻めの本の、誘い文句が素敵すぎる。すごくベタにも思えるけれど、心地良い。
「料理は物語だ」 一皿の料理から、人はどれだけのことを感じられるのだろう。
あぁ、そういうことだ、と思う。本当は、そうあるべきなんだ、と思う。現実では、毎度毎度そんな風にはしていられないとしても。
ページをめくるだけで、笑みがこぼれる料理本だ。こんな料理本って、そうない。
高山なおみさんとは違う意味で、好き。
こんな料理を毎日食べたいわけじゃない。でも、こんな料理を見る度に、毎回何かしらの新鮮な気持ちで、微笑んでいられたらと思う。
そして願わくば、こういうような幸せをくれる本達に、囲まれて暮らしていたいと思う。
まだ、途中だ。 arlequin