一難さればまた一難と言わんばかりに、一つのことを越えるとまた一つが姿を現してくる。イタチごっことは違うけれど、疲れてきてしまうことは確かだ。
とは言っても、僕のそういう疲れなんてもんは、他の人々の疲れに比べれば恐ろしく軽く下らない疲れに過ぎないから、あんまり疲れたとかも言えない。
そんな軽く下らない疲れでも、ちょっとどうにか逃がせればなぁと思うけれど、そうそう受け口はない。
まぁ、あれだ。思っている以上に、「こういう状況になったらいやだな」と思っていた状況というのは、現実的には厳しいもんだ。
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つい先日のお休みに、久々にゆったりと遊びに出てみて。ジブリに行きたいね、ということで、三鷹まで。
お昼は、吉祥寺で御馴染みアルトゴットにて。相変わらず、安定した北欧料理です。バランスが、取れてる。吉祥寺を色々回りたかったものの、時間はなかったので、それはまた今度ということで。
それにしても、ジブリ凄いですね、楽しすぎる。まぁ、無類のジブリ好きだからってのはあるでしょうが、各セクションにおいて、総てでテンションが上がりっ放しで。
そもそも入り口から入るときに、「テンション、上がりすぎだよ」と突っ込まれるくらいでしたし。
絵コンテから何から、どれもが楽しかった。カフェも、お土産も。

ジブリ美術館では、僕の大好きなシルエット工房が扱われています、しかもオリジナル。端っこのほうで目立たぬように展示されていましたが、迷わず捕獲。とりあえず今回は、ネコバスになりました。……んー、キキが欲しかったなぁ、作らないかな。
幾つ見ても、やはりこのシルエットは素敵。たくさん集めたくなる。まぁ、出会うごとに買い足しているので、そのうち何十個と重なってくれるでしょうが。

屋上のコイツ、デカイですよね、実に。でかくて、素敵でした。人がひっきりなしだったので、写真を撮るのが難しかったですが。

こんなのを見て、「おぉ、読める、読めるぞ」と手をかざそうとするのは、オタクです。今、そこでなんの話か分かったアナタもオタクです。
それにしても、楽しかった。ジブリもそうですが、この日の休日そのものが。色々と抱えていたものが、スッと溶けていってくれるような感覚もあり。素晴らしい時間だった。
帰りは代官山まで出て、彼女がメガネを買ったり。「これは違うな」とか「いや、それは可愛い」とかやんややんやしながら、最終的に僕が決めていて。とても良い具合に決まったので、嬉しかった。
夜に食べた韓国料理がやたら美味しかったりして、なんか休日をガッツリと過ごしたという感じ。こんな風にもっと休日が過ごせたなら、どれだけ幸せなことか。
あー、ディズニー行きたい。
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結局、突き詰めて言えば、人は孤独なんだと思う。
でも、正しいかどうかは、知らない。 arlequin