少し、頭がガンガンする。恐らくは一時的なモノだろうから、ほっとけば治るとは思うんだけれど。




 もうすぐ1月も終るなぁと思うと、やっぱり時間が過ぎるのは早いなぁと思う。しかしながらそれと同時に、まだ1月なのか、という気持ちにもなる。




 気がつけば日が過ぎているように感じるけれど、気がつけばまだそれほど日が過ぎていないようにも感じる。不思議な矛盾だけれど、紛れも無い事実。




 ある意味では、それは幸せなことかもしれない。




 こんな日々が、ずっと続いてくれればいいなぁ、と思う。




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 完全な私服で仕事が出来る方々を、僕は非常に羨ましく思います。仕事柄、どうしても会社にはスーツということになってしまうわけで。スーツがダメなわけじゃないけれど、僕はそんなに好きじゃない。




 でもそんな毎日だろうと、少しでも楽しくできたら。




 そんな想いでオーダーする、シャツたち。また、3枚ほど、仲間に加わってくれました。というか、1枚を破いてしまったので、その補填の意味も込めて。




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 この間は、アイロンをするのもどうかって話で形態安定に流れましたが、やはり着ていると「ちょっと、生地がやはりよろしくないよね」と感じてしまい。結局、自分でアイロン生活に戻ることに。




 1枚目はコレ。カンクリーニのオックス生地で、サックスブルー。ディテールは毎度ながら、かなり我が侭なオリジナル。襟はショートポイントをさらに少し小さくし、カフに関してはビジネスでは考えられないくらいに短い。丈も同様。センターはフレンチ。ボタンホールや糸は、生地と同色に。




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 2枚目も、カンクリーニ。やはりオックス生地でホワイト。こちらはアメリカンボタンダウンを小さくしています。カフ等は同じ。ボタンホールや糸は、今回はグリーンで統一。綺麗な印象になりました。




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 3枚目はバーバリーで。やはりオックス生地ですが、濃紺。これが凄く綺麗で、今回中の一番のお気に入り。ブルーが破れてしまったので、今回はピンクを作らなかったのですが、まぁ満足。




 こちらもアメリカンボタンダウンを小さく。ホールと糸は、さらに濃紺で纏めています。




 3枚どれも、カフもスクエア、ポケットもスクエア(これはあんまりやらないですよね、実際)。ポケットに関しては、やはりサイズを少しだけ微妙に小さくしています。そのほうが、スクエアでのバランスが綺麗なので。




 一応まぁ、これで仕事に着るシャツはようやく全部、好きな形にすることが出来る。あとはピンク、白、青ともう一枚ずつくらいあれば、枚数的にも余裕を持てる気もする。夏前までには、作りましょうか。




 でもまぁ、個人的には楽しくても、実際にこんな風に作ったところで、何が違うか分かる人なんて、ほとんどいないんですが(笑)。洋服が、いかに自己満足の世界かというのを感じる瞬間。




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 そういえば、伊勢丹で一通りの立ち上がりを見て。コムシャツは全体的に素晴らしかったですよね。ブラウスはどれも綺麗で魅力的で楽しいし、ブルゾンやジャケットもいかにもシャツらしい。余裕があれば、どれも欲しいくらい。その中の一等好きはデカボタンを使ったカラフルステッチのブラウス。うーん、素敵。




 プリュス、オム(ようやく、ジュンヤさんの感じが濃くなってきたかも)はまぁ普通に、といいますか。ジュンヤマンがまた良くて。ブルックスの解体は、これまでで一番素敵。オリジナルのギンガムシャツはもっと素敵。グリーンが特に良かった、生地の光沢やボタンの貝の部分、端ステッチの具合、ボタンの付け方もしっかりとこだわりが出ていて、素晴らしかった。アレは、とても欲しい。今回の入荷のうちで、最も欲しい。




 レディスもジュンヤのギンガムのバッグや、タオの赤ボーダーのカットソーに魅かれて。コムコムなんかはいつも通りなので、安定。




 というものの、どれも我慢できたのが成長か。すごくどうにかして買うことがあるとすれば、ジュンヤのグリーンギンガムでしょうね。んー、欲しい、めっさ欲しい。     arlequin