笑顔を見ることは非常に嬉しいことであり、幸せなことでもある。ただそれが、なんでもない瞬間であるほうが良い。特に笑う準備をしていない瞬間。難しいけれど、そのほうが良い。




 誰の周りにもそうだけれど、素敵に笑う人が何人もいる。僕の周りにも、素敵に笑う人が何人かいる。こちらを幸せな気分にしてくれるように。




 それは、ある種の才能なのかもしれない、とも思う。誰しもの周りにそういう人はいるけれど、誰しもがそういう笑いを出来るわけではない。




 羨ましいな、ごく単純に。




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 職場の方が、夢の国に行ってきました。そしたら、欲しがっていたモノをお土産に買ってきてくれました、なんたることか。




チケット


 なんてことないキーホルダー。でもこの形に反応する方は、きっとある程度、昔からのディズニー好き。夢の国へのチケットです。




 今でこそ、パスポートやらファストパスやらが出来たものの、昔はこんなチケットシステムでしたよね。AからEまで、アトラクションごとにランクがあって、それぞれのチケットを一枚ずつつかって入る。




 E券(スペースマウンテンとか、ホーンテッドマンションとか)なんかはあっという間に使っちゃって、AとかBとかが地味に余ってどうしようか、なんて思ったりもしたものです。




 このシステム、すごく無駄も多いし、今のパスポートシステムのほうが幅広く楽しめるけれど、ある種の面白さはありました。こう、アトラクションに入る権利を持ってるような、軽い買い物気分というか。あとどの券が残っているから、コレいってアレ行こう、とか。




 今は「これは混むから先にいって…」とかせわしない感じになりがちなので。チケットのころが本当に懐かしい。今更コッチに戻して欲しいとは言わないけれど、こんなグッズをしっかり作ってくるあたり、さすがオリエンタルランドなのだなぁ、と。




 あー、つーか、ディズニー行きたい。この際、ランドだろうがシーだろうが、どっちだっていい。




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 憧れと嫉妬は、相反するものではなく、同居してしまうもので。もの凄く憧れて尊敬する人を、ある意味においてはもの凄い嫉妬してしまうという。素直じゃない自分が、なんとも。まぁ、そういう気持ちがあってこそ、憧れをどういう面にせよ、さらに超えようと思えるわけですが。良いような、悪いような。     arlequin