女子ソフトボールはなんやかや言って結局金メダルってのは、凄いと思う。いかにルールに若干の訝しさや疑問が残ろうとも、取ったモンは喜ぶべきだし、すばらしいと思う。
オリンピックはとても面白いけれど、どうも今年のオリンピックはいろいろと欠ける。なんというかそれは選手達の問題ではなく、会場そのものの雰囲気に思える。
どうして中国の方々は、他国を讃えたり、あるいは激励をしたりしないのだろう。一部の人達と言ってしまえばそれまでだけれど、総て、自分の国だけを見ている。それ以外の国は、もはやただの邪魔者としか見ていない。なんかそういう態度や空気が、様々な会場全体から感じ取れるのが、とてつもなく嫌だ。
やっぱり、もう少し中国という国は、モラル道徳といった観点で、成長すべき面が多い気がする。ま、それは日本も同じ事かもしれないけれど。
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北欧は一時おいて。これからまだ残暑が厳しいであろう、この国。でも本当は長袖が着たい気分。じゃあほら、涼しげにすれば良いではないか、と。

目をつんざくように、赤い麻。どちらかといえば朱の色味だけれど、麻特有の光沢のおかげでかなりの存在感が出て。ピッカピカのシャツでしょうか。
夏の初めのころに出て、あっという間に売り切れてしまっていたのですが、なんかこの前にお店に行くとメンズのSが復活していて。なんだろう、地方の取り扱い店とかあるいは常連さんからキャンセルでも入ったのか。
「これは買わなくても良いかー」と販売当初は果てしなくスルーしていたものの、いざ暑い時期になると体は正直なもんで、「涼しいシャツが欲しいだろ、ほら」と勝手に手が伸びていたのです。
着てみるとまぁ、赤は着慣れて見慣れているせいもあってか、全くもって溶け込んでいたので、そのまま我が家に嫁いできたといいますか。
「一歩間違えたら、チンピラだよ、それ」と家人に突っ込まれながらも、「チンピラ、良いじゃないの」と前向き姿勢。というか、チンピラという言葉自体、久方ぶりに聞いた気がしますね。
でもよく考えれば、確かに、こんな真っ赤なシャツを着てる人って、あんまりいないですよねぇ。
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コーヒーを淹れることが、紅茶を落とすことより、煎茶を出すことよりも楽しく感じるのはきっと、あまりにも違いがはっきりする点にあるんだと思う。変な話、紅茶や煎茶はもとより紅茶の香りや風味が安定していて、かつ嫌味が少ないので、ある程度は許容の範囲が広いというか。コーヒーはむしろ、逆。
だからこそ、満足いくように淹れられた時は、たまらなく嬉しいのだろうなぁ。 arlequin