人に叱られたり、注意を受けたり、あるいは怒られたりするのは、それはそれで気分が良いものではないし、時にそれは悲しくもなるし、間違っても楽しいことではない。
けれど同時に、人を叱り、注意をし、あるいは怒ったりしなければならない側も、きっと受ける側以上に、気分は良くないし、悲しいし、間違っても楽しくなんてないはずで。
そういうことを分かっていながら、防ぐべき行動、もしくは素直に受け入れる体勢を取ったりすることが出来ないということが、無性に悔しい。いつになったら、僕は学ぶのだろう。
出来るだけそんな煮え切らない悲しみや心持ちを味わって欲しくない人が、いる。何故かはよく分からないけれど、気分を害している姿を見るのが嫌だったりする。なんかこう、そうあるべきではない、というか。
似合わないのだ、強張った顔は。笑っているほうが、良い。
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真夜中の2刊目(相変わらず、コンセプティブで面白いと思う)だったり、今回のクウネル(モノに頼るだけでなく、久しぶりにライフスタイル的だった)だったり、面白い雑誌もそこそこ出ているけれど、そんな中心を掴んだこの本。

すごく、ある意味で下らない本のようで。でもそれが、実に面白くて実用的。酒の肴を目的としたおつまみをドサドサと載せている『おつまみ横丁』。おつまみだけでなく、ちょっとした料理小話や、そんなのも載っていたりして。
載っているおつまみは呆れるほどに簡単だし、「というかコレ、載せる意味あるのか」と思うようなのも正直ありますが、逆にそういう視点であるがゆえ意外なおつまみもちょいちょい出てきて良い。よくある気はするけれど、いざやるかって言われるとやってなかったなそういえば、みたいな。
ヘタな料理本よりも、よっぽどまともに料理な気がする。そりゃ簡単だし、手は掛からないし、中には一瞬で出来るのもあるし、「そんなの料理じゃない」といわれればそれまでですが、実際に日常生活で必要な料理ってこんなもんが重要だったりするんですよね、ええ。
まずは立ち読みで是非。でもアレですよ、きっと好きな方はいるはず。立ち読みじゃなくて、買っても良いなと思えるはず。酒好きだろうが、そうでなかろうが、おススメです。
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大切なコードナンバーをメモった紙を無くしてしまった。というか、確実に捨てられたな、こりゃ。どうするかなぁ、ってどうにもならないのかなぁ。とりあえず明日にでも、連絡をとってみてどうにかする以外、どうしようもないか。あー……どうしようかな、マジで。 arlequin