マキネスティのコーヒー豆は、意外に美味しい。生豆の力としては普段買うところにも、あるいはスターバックスにも劣るけれど、やはり日本で焙煎をして、鮮度を保ちながら提供できるからだろうか。
えてして言えるのが、少しボディが弱いということだけれど、それ以外の部分は非常に優秀で。香りも悪くないし、酸味も生きているし、甘みもしっかりと感じられる。
ここんとこカッピング的なことをしていないから、今度やりたい。まぁ、一人でやるにはしんどいから、兄に頼むことになるけれど。
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いろんなことがゾワゾワと起こった日。髪を切ったり、ぶらぶら出かけたりしたのですが、なんとまぁようやくのこと、かまわぬに依頼していた手ぬぐいが出来上がるとのこと。あいやー、愉しみ。
そんなこんなで代官山へ行ったり、あるいはいつものギャルソンへ顔を出したりしていたのですが、これまたもう。

こういうことになるから、一人でのお出かけは危険だ。「白いブラウスって、結局は何枚あっても困らないよね」病が発生するから良くない。さらに「アーツ&サイエンスの服って、着てみるともの凄い形が綺麗なのですよね、なら着てみなきゃ分かりませんよね」病も併発するから、困る。
シンプルなナチュラルブラウス。前たてはフレンチ、襟はステッチなしの袋型、ポケットなんかも一切なく、いかにもシンプル。ただ、生地の柔らかさや、ボタンの貝の綺麗さや、スッキリと無駄の無い形が素晴らしい。
なんかこう、余計なことは一切せずに着てあげたいような。凝りに凝ったデザインとかと合わせるのではなくて、アッサリとした空気で。極端な話、このブラウスの時は鞄も出来れば持ちたくない(といっても、現実的には持たないわけにはいかないのだけれど)。
何度訪れても思うけれど、アーツはやはり代官山店が好き。服も雑貨もバランスよく揃っていて、見ていて楽しい。決して広い店内とは言えないけれど、広ければいいってもんでもないし。こういう店を見ていると、良い店にとって大切な条件はなんなのだろう、と考える。
定義なんてものは存在しないだろうけれど、まず第一にやはり「コンセプトがしっかりしていること」があるように思える。そして「良いと信じられるものを置くこと」。単純だけれど、すごく難しいことで。
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なんかとってもポニョが見たくなってきた。「あんまし面白くなさそうだなぁ」と思っていたのが、どこへやら。それにしてもトトロは確かに面白いけれど、すごく好きかといわれると、実はちょっとそうでもなかったりする。んー、微妙なところだ。 arlequin