ツタヤへ自転車で行く。雨が降っていなかったから傘なんて持たなかったのだけれど、いざ帰りになると思いっきり降っている。これでもかといわんばかりに降っている。
「もういーや」と思って、雨にメチャクチャに打たれながら帰る。始めは「風邪ひくかなぁ、マズったなぁ」とか思ったものの、次第にテンションが上がり出し、最終的にはやけに楽しかった。
普段着ている洋服で、思いっきり気にせず濡れるってのは、ちょっと楽しい。もしもipodが防水であったなら、数十分そうしていても良かった。湿度も梅雨も好きじゃないけれど、雨そのものはキライじゃないんだな、きっと。
あとは濡れる覚悟があるかどうか。覚悟が無い日、あるいは覚悟したくない日は濡れても楽しくない。今日のように、「よし、降られるか」という覚悟があると、良い。
夏になったら、夕立でドサーっと雨が降るから、休みの日でなんもしていない日とかがあったら、思いっきり打たれたいなぁ。
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民放って放送されるここんとこの料理番組って、実はそれほど好きではなくて。というのも、料理をする人達は確かに巧い人達ばかりが出るようになったのはいいんだけれど、内容が今ひとつ。基礎とか、理論とか、あるいは大切な感覚とかを一切すっ飛ばして、「いかに簡単にラクに美味しくできるか」みたいなのがプンプンと香ってくるので。
別にその考え方が間違っているとは言わないけれど、「そればっかりでいいのかね」とは思う。そんなのに慣れすぎて、いざ本気で心と手間を込めて料理を作りたいと思ったときに、全然出来なかったらどうするのさ、とか。そりゃ毎日の料理ってのは大変だけれども、どこかに、「大切な料理」という感覚を残して欲しいなぁと思う、今日このごろ。

そうなると結局NHKなわけで。NHKも勿論ある程度は現代に合わせて、様々なお手軽モノを紹介したりもするんですが、出る人が古風だからなのか、あるいは狙っているのか、しっかりとステップを踏んでいるから面白い。それでいて、自然。
きょうの料理は購読しても良いのではないか、と本気。ビギナーズも含めて。ビギナーズに関しては、今更目新しいことは何もないんだけれど、あの本のつくりと番組の面白さはなかなかなので。きょうの料理に関しては、ヘタな料理本よりもよっぽど役に立ちますし。
別にね、コレを読んでガツガツ料理を勉強しましょうよ、っていうつもりは一切なくて。むしろ楽しく読んで、楽しく想像して、ちょっとしたときに楽しく料理しましょうよって話で。毎日の料理は、そりゃもろもろイージーだって、気を抜いたって良いとは思うのですよ。
定期購読のススメを我が家に説こう。そしたら毎月、愉しみも増えますものね。ファッション雑誌を一切買わなくなったら、結局は生活雑誌を買うんだものなぁ。どれだけ雑誌がすきなんだろう、僕は。
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ipodの容量がすこぶる足りない。林檎姉さん、つばき、安藤裕子なんかは一曲も外すことが出来ないし、ミスチルやaikoもいささかそういう状態に近いし、今となってはクラムボンがもの凄い勢いで増殖しているものだから、外す曲目にすごく困る。
いっそ、でかいipodに変えて、なおかつ音質も今よりもっと上げようか。80Gにしたとして、今の感じだと単純計算で20倍の曲数はいるんだから、まず足りる。音質をあげて(アップルなんちゃらレス)にすると、今よりもたぶん4倍くらいの容量は食うから……えーと今の5倍程度の曲数が入る計算か。んー、十分といえば十分かもしれない。
ボーナスがもし仮に、万が一、天地がひっくりかえり、あんまり驚くくらいにまともにもらえたら、考えてみよう。 arlequin