蕎麦はとても美味しいけれど、やはり腹持ちがよろしくない。その時はお腹いっぱいになっても、後に恐ろしいくらいに消化してしまう。
ここんとこ、仕事がてら一人で昼食を取らねばならない時は、蕎麦を食べている。といっても、銀座界隈においてはそれほどたくさん蕎麦屋があるわけでもないので、なんだかんだ「流石」にばかり行くわけだけれど、近いし。
腹持ちの意味でのコストパフォーマンスはヒドイくらいに悪いよなぁ、と思う。ただ、心持ちとしての満足感は蕎麦というのは高いから、ついつい食べようと思ってしまう。
どっかすごく美味しい蕎麦屋ないかなぁ。あ、無論、銀座で。
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中学生から高校一年生くらいのころは、やたら代官山が好きで、意味もなく無駄に代官山を訪れていたような気がします。あの頃とは随分、代官山は店も街並も変わったけれど、それと同じくらいに変わらない店や街並もある。……それが、代官山を今でも好きな理由なのかもしれません。
その一つはやはり聖林公司の系列だとは思いますが、正直なところハリウッドランチマーケットには、当時のような輝きや魅力は随分薄れてしまったように思います。モノのクオリティとしても、店員さんの接客としても。
けれど、オクラに関してはまだ輝きがある。一時ほど、面白い服やモノは作ってくれないけれど、それでもまだなんとかしようという感じがある。
名作と思えるTシャツの柄が幾つもオクラにはあります。花の柄だったり、文字(ひらがな)の柄だったり、ことわざのシリーズだったり、桜モノだったり……その多くは今では作られなくなりましたし、作っていてもTシャツの質が微妙に好みじゃなくなっていたりします。
けれどこの前訪れてみると、以前の柄が幾つか復活している。ツバメの柄や花柄、そしてこのトラ柄。
このトラ柄はいつかなぁ、僕が高校二年生くらいのころに、初めて出たっけか。藍染めと、赤のボディ、それからベージュがあった。ベージュがもの凄く良くて、兄が買っていたのだけれど、今回は藍と赤しかなかった。
んでも、やはりこの柄は素晴らしいので、赤をチョイス。懐かしいなぁ、こういう色の感じ。最近はハッキリとした赤をあまり選んでいなかったから(といっても、ギンガムは赤だったか)、ちょっと昔を思い出す。
このトラは、トラの黒い部分は表からプリントがされ、竹の藪の部分は、裏からプリントが透けてるんですね。そのどうでも良いような工夫も面白い。でも、裏からの藪かなかなか掠れた風合いで良いのです。
今年は少し、懐かしい服も着ようかなぁ。
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エレキが弾きたい。ガツンと、テレキャスター君を鳴らしてあげたい。パキっとした高音と、ゴンゴンする低音で、アコースティックギターばりに弾きたい。んあー、次の休みはエレキや。 arlequin