思うに、自ら何かを決めるというコトは、自分がその決めたことに関して責任を持つということだ。だからこそ、逃げの一手は自らの決断を遠ざける。遠ざけて遠ざけて、人のせいにする。
ここしばらくの目標がある。「何かを誰かのせいにするのではなく、何かを誰かの為にしよう」ということだ。すごく偽善的で博愛的な感じだけれど、それでいい。
これが出来るようになるということは、多くのことを自分で決断し、多くのことに責任を捉え、多くのことに自らを関与させなくてはならないことになる。本来の目標は、そこにあるのかもしれない。言うなれば、初めの目標は本来の目標に対する手段でしかない。
手段の目的化をしているわけではなくて、目的を手段化して捉えることにより、より深い目標を探ることが出来る。
いずれにせよ、大切なのは。自分であり、他者であり、総てを取り囲む感情なのだ、と思う。
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谷根千歩きでは、たくさんお店を回りました。ド定番のクラシコだったり、その周辺やレプロットやドゥードゥーや、あるいはnidoのほうにも足を延ばしたりもして。とにかく、重要なところは一通り回ったように思います。
今日は、お気に入りとして買った「不思議(はてな)」さんのへびマドラーを更新しようと思ったのですが、2本買うもどちらも人にあげてしまいました。また、個人用に買おう。へび道にちなんで、蛇は「へびみち」と喋っている柄を選んで。とても面白い可愛い陶器のマドラー。へび道に訪れた際は是非。
その代わりじゃないけれど。
燐猫。いえいえ、猫燐寸。小さな燐寸箱に、猫のシルエット。そして大切な鈴。燐寸の燐の部分も、箱の色とリンクさせています。今どき燐寸かよ、と思う方もいるでしょうが、いいじゃないですかそれが。
悠々自適な猫。それがなんとも燐寸の空気感と合う。カラーリングも絶妙。他にもいろんな色がありますが、このピンクは素敵でしたねぇ。燐寸本体の、黒とのコントラストも良いし。
すごく男らしいガスライターも良いし、オイルライターも良いけれど。そんな中で、燐寸をする人間がいても良いんじゃないんでしょうか。それがちょっと楽しいモノなら、なお更。まぁ、僕はタバコは吸いませんが。
きまぐれ燐猫。
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もっと、という気持ち。「もっと、楽しみたい」、「もっと、頑張れる」、「もっと、力をつけたい」、「もっと、優しくなれたら」、「もっと、正直であれたら」、「もっと、誰かを幸せに出来たら」、「もっと、大切な人達を守れる人間になりたい」、「もっと、素直になれたら」、もっと……。
キリがないようにも思える。でもだからこそ、想う意味があるようにも感じる。限界なんてもんは、あるようでなくて、ないようである。ただそれは、自分が勝手に定めるもんでもなければ、人に定められるもんでもない。
僕は、もっと、クレバーになりたい。 arlequin