噂がどこから広がるか分からないように、誤解もどこから何処へ広がるか分かったもんじゃない。その上、噂なんてもんは勝手に消えてくれるものだけれど、残念ながら誤解はうまく正さないと消えてはくれない。
もちろん誤解にも多くの種類があって、別に正す必要もない可愛げのある誤解や、出来れば正したいけれどそこまで我慢すればそれで済む誤解、そして正すべき人に迷惑をかける誤解。
でもアレだ。誤解を招いたり、あるいはその誤解を信じ込まれてしまうその自分自身や、それを取り巻く状況というのが、そもそも問題なのかもしれない。誤解というのは、その誤解をかけられている相手よりも、誤解を生じさせている基の方に、重きをおいているということになるので。
って、何のまえがきか分からなくなってきた。
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蔵前のあとは、合羽橋に流れたのです。欲しいトースターが案外安く売っていたり、ちょっと関わりあるナイフがより興味深いものになったり、噂には聞いていた謎のコーヒー屋を見たり……そして、その後に。
蔵前と合羽橋のちょうど中間地点くらい。パンと言えば名前があがる一つ、ペリカンのパン。せっかく近くなので、買っておきました。中ロールと、一斤食パン。
画像じゃ分かりづらいですが、食パンは小さな形です。正方形の面が小さいのです。食パンJrと言った感じ。でも食べがいはあって。しっとり、もちっとした食感が素晴らしい食パン。香りはそれほど芳醇というわけではありませんが、ほのかにしっかりと小麦が感じられる。
トーストにするとまた良い。サクサクしつつ、ふんわり。サイズも非常に食べやすい。やはり厚切りが良いですね。厚切りのトーストを齧ったときに出てくる、温かい空気がすごく好きなんですよね。ほわーっとする。バターをしっかりつけましょう。気が向いたらジャムも乗せちゃいましょう。日によっては、ハチミツも素敵ですね。お供はもちろん、コーヒー。
ペリカンって実はロールが美味しいと思うのです。いえ、食パンも美味しいですが、ロールの方がペリカンで買う意義を感じるというか。すごくもっちりしていて、味がある。「ロールパンって、こういうもんかもしれんね」なんて納得してしまうような。
大げさな味じゃないけれど、日々食べるためのパン。もっと我が家が近くだったら、間違いなく毎日買っているはず。蔵前や浅草やその辺に訪れた際は、是非お立ち寄りください。思いっきり簡素（品揃えも店も）で、食パンとロールパンとコッペパンとかしかありませんが（笑）。
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ハーゲンダッツのカシスオレンジを喰らう。とっても美味しい。こういう味って、ジェラート屋とかに行かないとコンビニとかではない味なわけだけれど、それをコンビニで買えるようにしてくれるハーゲンダッツが素晴らしい。ただこの味は好みが割れるでしょうね。どちらかというと、女子のほうが好きな人は多いかなぁ。 arlequin