夜の街へ繰り出すという表現はちと大袈裟かもしれない。
そう書くとすすきのへでも繰り出して、
綺麗なお姉ちゃんでもいる店で朝までドンチャン騒ぎでもしたようにも取れる。
しかしそこは学生。
やってることは至って可愛らしいもんで、
1月の札幌で凍えながら缶ビール片手に狸小路を徘徊して、
暖を取るのに24時間営業のドンキホーテを徘徊してどうでもいい雑貨なんかを冷やかして、
それにも飽きてカラオケへ入って酔い潰れるってコースだった。
カラオケへ入った頃にはだいぶ酔いも回ってたもんだから適度に2人で騒いで、
最終的に銀杏boyzの「人間」をトチ狂ったよう叫んで潰れて行った。
帰り道1人になって「これが僕の成人の日か」と考えると嬉し涙こそ出なかったと思うけど、
「これなんだよ。これこそだよ。」って言葉しか浮かばなかった。
