ゆきちゃん(仙名彩世)
べーちゃん(桜咲彩花)
じゅりあ様(花野じゅりあ)
など花組を支えた娘役たちが退団発表したCASANOVA。
みりおちゃん(明日海りお)も次作で退団を発表し、
普通のチケ難が超チケ難になったこの公演。
さすがに入手できず、
なんとかNaoちゃんがライビュ―を押さえてくれ観ることができました。
まずはカサノヴァのみりおちゃん。
「稀代のプレイボーイ」カサノヴァをいい人みりおちゃんがどう演じるのかって。
そりゃあふれ出る魅力に勝手に女どもが群がるなら仕方なしって感じで
全然カサノヴァは悪くない設定でOK(笑)
でも、そんな選り取り見取りのカサノヴァがなぜゆきちゃんに惹かれたのかは不明。
修道院帰りのベアトリーチェのゆきちゃんは
修道院帰り=若い娘がさすがに似合わず、
豪華絢爛な衣装も若作りに見えてしまったものもあり、
せっかくの彼女のいいところがラスト発揮されたかと言われると・・・。
ただラップ調やらコメディ風やらよくも笑わず、
あの安定した歌を歌いこなせるのはさすがのゆきちゃんでした。
カサノヴァを追い詰める審問官コンデュルメルはユズカレー(柚香光)
この人も悪役がいい意味で板につかないタイプなので、
うーんという感じだけど、そこが二番手の悲しい性。
「花より男子」も決まったことだし、ガンガンビジュアル推してこー。
コンデュルメル夫人を月組に里帰りが決まったちなつさん(鳳月杏)
ラストに女役?と思ったけど、
絶品の歌唱力&スタイルの良さですべてをカバー。
ちょっと「太陽王」の黒魔術を思い出したが。
その黒魔術?的なものに振り回されるのが、
コンデュルメルの元愛人ゾルチ夫人のじゅりあ様と
ベアトリーチェの婚約者コンスタンティーノのあきら(瀬戸かずや)。
どちらかというといつも真面目なお2人が
コメディの部分を担当みたいな。
美しいお2人なかなか見ごたえあり。
カサノヴァと一緒に脱獄し、その後ずっと一緒のバルビ神父のマイティ(水美舞斗)
すっかり安定の持ち上げで、今回もいいところを。
ユズカレートップ時代は2番手確定か?
ベアトリーチェの付き人ダニエラはこれがラストのべーちゃん。
あぁべーちゃん大好きだ。
ちょっと痩せたのかいつにも増してかわいくて。
卒業してもどこかで出てきてね。
今回若手はその他大勢くらいの役。
次期トップが決まったはなちゃん(華優希)もあまり目立たず、
中でも男装の麗人アンリエットのみれい(城妃美伶)くらいしか目立たなかった。
1幕モノにしては、大きい場面が少なくて、
普通にショーをつけた公演のほうがよかったのでは?という印象。
以前エルアルコンを観ていた時、
え?ここで緞帳じゃないの?
ってくらい大盛り上がりのところでそのまま話が進んだときはびっくりした。
あの作品こそ1幕で作ってほしかった。
この日は「音信不通」事件から初、
Naoちゃんにお会いしたんだが結局原因はわからずじまい。
しかもこれからの観劇の予定も未定になってしまい、
この日もいつもならご飯を食べて感想を言い合うはずなのに
なんだかしれっとバイバイ。
なんだか寂しい夜でした(涙)