再演×2
されております人気作品。
「あかねさす紫の花」
大化の改新で有名な中大兄・大海人の皇子と、
万葉集で有名な額田女王の恋物語を描いた万葉ロマン。
今の若者には???な話かもですが、
短歌にハマったことのあるコアクマ的には問題なし。
おさあさ(春野寿美礼(オサ)、瀬奈じゅん(あさこ))コンビに時に再演していたときに
思ったけど、この作品はトップ&二番手がオセオセな組にぴったり。
今回は後でも述べますが、
すべてが「みりおちゃん(明日海りお)」ありき。
Wキャストでの再演となった今回。
コアクマが観たのは、Aパターンです。
弟皇子、大海人皇子をトップのみりおちゃんが。
まぁみりおちゃんは大海人タイプよね。
かわいさ、やさしさ、苦悩。
もうぴったり。
みりおちゃんのWキャスト、もう1役は兄皇子の中大兄皇子。
そう、どちらが主役でもいい役を、
全部覚えるんでしょ?
しかも兄弟だから大海人は左、中大兄は右みたいな振りだしさ。
台詞も舞台の何割覚えなきゃなんないの?
もう、先生方。
みりおちゃんを痛めつけないで。
また痩せちゃいましたよ。
今回の中大兄皇子はちなっちゃん(鳳月杏)
キャラはぴったり。
足が長くてスタイル抜群のちなっちゃんも
この時代の衣装は残念ながら目立たず。
仏師の天比古は2番手の ゆずかれー(柚香光)
天比古の立ち位置ってすごい難しいと思うのよね。
どうでもいいというか・・・(笑)
それを3番手内で演るって。
この3人が役をわけるんだけど、
やっぱりみりおちゃんが秀でてるので、
この作品の「2大巨塔」売りはできていないかと。
額田女王はゆきちゃん(仙名彩世)
額田といい、邪馬台国といい、今度の天草四郎といい、
日本人のしかも昔の人ばっかり。
ゆきちゃんの為の作品選びのようだよ。
相変わらずうまいですけどね。
中臣鎌足を あきら(瀬戸かずや)
あきらだよ(笑)あきらしか考えられない鎌足よ。
額田の姉を嫁にもらうくだりとか、本当はもっと深めてもいいんだけどね。
他が忙しくってごめんよあきら(笑)
その額田の姉、鏡女王はべーちゃん(桜咲彩花)
これもべーちゃんですよ。柔らかく、優しく、一歩後ろ。
最初化粧が薄すぎて誰かと思いましたが。
大海人&額田の娘、十市皇女はくりす(音くり寿)
歌のうまさはピカイチです。
しかし、おかめっぷりがすごい(笑)
遊女の小月はえみちゃん(乙羽映見)
娘役にしては大きめの子なのでなかなか使われずにいるのが
もったいないできる娘役さんだと思っていたので、
今回歌もあって嬉しい!!
中大兄の娘で大海人の妻になる鵜野皇女ははなちゃん(華優希)
花組は使える娘役が多い→役がない。
はなちゃんも今回は目立たず。
他配役は割愛させていただきます。
サンテは売りの客席降りが、
スタッフの体調不良で中止に。
最近、出演者と一緒に何かができるグッズが販売され、
サンテは「乾杯」ができるワイングラスが。
準備された皆さまかわいそう・・・。
しかしこの作品も思う。
毎公演あるゆきちゃんのダルマ。
コアファンがいるのだろうか。
たしかに最近のトップ娘役は若くて細い子ばかり。
ゆきちゃんのような色気ないのよね~。