みりお様(明日海りお)観てまいりました。
※ネタバレ&好みがございます。
ご理解の上お読みくださいませ。
この世のものとは思えない
バンパネラ、いえ、ポーの一族でした。
ありがたいことに上手の2列だったのだが、
また痩せて白ブラウスでの銀橋渡り、かなりアップは辛かった。
しかしグリーンベルベットの衣装や、他の衣装ではまったく気にならず、
血の気のないバンパネラがぴったりで。
目線が来るとそれだけでバンパネラになっちゃいそうな(笑)
メリーベルとは本当に幸せそうな笑みを浮かべ、
大好物の苦悩に、怪しげな笑み。
あぁエドガー(笑)
仙名さん(仙名彩世)のシーラは、
この時代の衣装がよく似合って、
いつもは気になるお顔の特徴が目立たず、
永遠の愛を貫く幸せなシーラがぴったりでした。
エドガーと出会った時のソロが、
いつも以上の高音でまたうまくなったのかと。
彼女の普段よくやる入り込んでいる表情がバンパネラらしく見えました。
アラン・トワイライトのユズカレー(柚香光)は、
実物もよかったが私は画像のほうが好み。
噂で、「みりおと実力の差が・・・」と言われていたけれど、
学年&トップオブトップと言われる最近のみりおとの実力の差が、
人間とバンパネラの違いと思えて別に問題なしかと。
上手にハケるとき、すんごい音がしたけどコケたのか?(笑)
ポーツネル男爵のあきら(瀬戸かずや)は、
とにかく美しい男爵で。
あぁこういう別格好きだわぁ~と。
いつも怒ってる感じだけど、一族を守るためには仕方ないのかな。
ラスト、シーラが銃弾に倒れたとき、
自分は逃げられたのに同じ銃弾に倒れるところは、
2人の永遠の愛を見た気がして素敵でした。
メリーベルのはなちゃん(華優希)は、
こないだがはいからさんの紅緒だったのを忘れるかのような好演で。
(紅緒は紅緒でよかったが)かわいいメリーベルでした。
ただ、ポーファンはきっと最後まで「おにいちゃま」と呼んで欲しかったに違いない。
ポーの一族は大老ポーのヒロさん(一樹千尋)、
老ハンナのさおたさん(高翔みず希)はさすがの貫録。
途中×2出てくるからあのカッコで舞台裏にいるんだろうなと思うと
ちょっと笑えた(笑)
トワイライト家側は、
アランの母、レイチェルの ゅりあ様(花野じゅりあ)は相変わらずの美しさ、
マーゴットのみれい(城妃美伶)は原作そのものだった。
ジャンのちなつ(鳳月杏)はプレイボーイらしく、べーちゃん(桜咲彩花)のジェインは
変わらず品がよかった。
花売りの くりす(音くり寿)や、マーゴットの妹?エミリーのうらら(春妃うらら)、
現代側にでてくるマルグリットヘッセンのりりか(華雅りりか)軽めの脇役+他の役も。
同じく現代と過去で2つの役をやるバイクのマイティー(水美舞斗)は
眼鏡がサイコーだった(笑)
コアクマ大好きくみさん(芽吹幸奈)は、
いつもとは全く違う濃い化粧でスカステ観てなかったらわからなかったかも。
歌は変わらずよかったけど、役としても面白かった。
どの役も原作に忠実で、
照らし合わせるのが楽しかった。
原作を知らない人でも順を追えるし忙しくはないので問題ないかと。
1幕ラストが「無理矢理終わらせた」感があったのと、
(やっぱりイケコ(小池修一郎←演出家(笑))の終わり方は、
スカピンのように盛り上げて緞帳が嬉しい)
2幕もまさかクレーンで終わらないとは。
そこも原作に忠実といえば忠実なのだが、
なんとなく大作感を感じられなかった。
フィナーレは通常、2番手がやるせり上がりからの銀橋渡りが、
トップ&2番手が舞台にいる関係で、
仙名さん&あきら&ちなつの3ショット。
美しかった~。ただ美しかった。
そしてとにかくみりおのストレート髪にやられっぱなしで。
芝居からショーまであんなに出ずっぱりじゃ痩せますわよ。
最近の花男は本当に恵まれていて、
ショーの群舞がまたあまり見ないヅカらしくない振付で新鮮だった。
デュエットは、なぜかこういうシンプルドレスになると
お顔が目立ってしまう仙名さんが気になってしまい
みりおに集中できないというアクシデントが(笑)
細いはずなのに、背中が丸いというか・・・
なんならシーラの衣装で踊ってほしかったわ(笑)
珍しくエトワールがみれい。
オーディションだったのか?
オーディションでどんどん歌うまを発掘してほしい。
とにかく最近はマンガ原作が当たってますな。
4月にははいからさんの放映があって、5月には宙の「天は紅い河のほとり」
楽しみが満載