
今日はMEと観劇デー

よくよく考えたら、MEとの観劇は2年ぶり。
今回は花組ファントム。
初演の宙、再演の花と続き、数年ぶりにまた花で再演。
最初にお連れした星組スカーレットピンパーネル、
翌年の雪組エリザベートに続いて
3作連続で1本モノ。
これまた珍しい。
元々持っていたチケがクソ席だったので、
買い直し2階最前列。
これがよかった


今回の主役、ファントムは蘭寿とむ(ラントム)。
元花組で、宙に異動して、舞い戻ってこの作品がトップお披露目。
元々ちょっと癖のある歌声で、どうなることやら?と思っていたけど、
たしかに癖は残ってるんだけど、それより役作りだったり演出だったりに助けられて
素敵なファントムに仕上がってました。
ダンサーだから動きも滑らかでいい。
相手役は前トップ残留で蘭乃はな(ランハナ)
彼女結構叩かれ気味なんだけど、
私は嫌いじゃないんだよねぇ。
かわいらしいクリスティーヌだったと思います。
ファントムの父親、キャリエールに壮一帆(そうくん)。
ラインも細くて、素敵なおじさまなんだが、
声のトーンをすごい下げてて、何言ってるか聞こえない部分が・・・。
彼女も少し歌に癖があるんだよね。
パトロンのシャンドン伯爵を役替わりで今日は愛音羽麗(みわっち)。
彼女、すごいいい役いつももらうんだけど、
何がいいんだろう?って思ってたんだよね(ファンの皆様ごめんなさ)
でも、すごく安定してて安心して観ていられるってのが大きな魅力なのかも。
全部の役を拾ってると終わらなそうなので、
気になったところだけ。
敵役カルロッタは桜一花(いちか)
カルロッタは初演、再演ともOGの出雲綾さんの当たり役。
これを演らなきゃならないのはとってもプレッシャーだったと思うわ。
でも、最近の彼女は本当になんでもやる。
カルロッタもとっても素敵でした。
写真にもある、ファントムの母親ベラドーヴァの場面。
ここラストで泣いてしまった。
ベラドーヴァ役の芽吹 幸奈さんがよかったのなかぁ~。
子エリック(ファントムの小さい頃)の実咲 凜音(みりおん)は
新人公演でクリスティーヌ演って大好評だったんだよね。
子エリックじゃあんまり実力わからんけど。
全体的に演出効果でとてもスピード感のあるファントムに仕上がってました。
強いて言うならば、今回新曲が入ってるんだけど、
最後ファントムを見送った後にクリスティーヌが歌う歌は元の曲のが泣けていいと思います。