いま鳥佳は自宅から3分のところにあります。会社からの帰りに寄ってしまいます。自宅まで3分なのにふらっと(;´▽`A``
このお店は実は僕が最初の学校を辞めて横浜に戻った後、バイトをした店です。
上大岡の再開発の関係でお店がなくなり、どこか別な地域に行ったのかと思っていたところ、今のマンションに引っ越したら近くにあるではないか。びっくり。
ということで、その1は「30年前の鳥佳」を思い出しながら書いてみます。当然写真もなし。
鳥佳は上大岡駅の裏通りの角にあった、細長く狭い立ち飲みのお店でした。
お父さんとお母さんそして息子の3人で賄っていました。お父さんはお店には出ない。煮込みとか仕込みとか裏方だったと思います。
お母さんと息子の二人が交代で5時くらいから深夜まで焼きまくっていました。
お店は6人も並ぶと満杯になるはずなのですが、ピーク時間にはなぜかその倍以上のお客さんがコップ片手に焼き鳥をほおばっていたものです。今思い出しても、どうやってみんな入っていたのか不思議。
僕は一年ほど働きました。その後はお客として通っていた。楽しいのは閉店間際。
個性の強いレギュラーメンバがだらだらと集まってくる。皆さん酸いも甘いもかみ分けた不良中年たちでした。
そういう人たちが来るとマスター(その当時はおにいちゃんとよばれてましたが)が注文を聞くことなくお酒を出してくる。
自動車修理のおじさんだとビールの小瓶、コックのおやっさんだとコップ酒の燗したもの....ギター教室の先生は冷酒.......etc
不良中年もそれをだまって受け取ってぐっと飲む。この流れがなんともかっこいい。
30年前とはいえ、料金は格安で、串焼きは1本50円、ビールは確か300円(大瓶)日本酒は2級が150円1級が200円くらい。日本酒もビールもウィスキーも、コップはキリンレモンのおまけについてくるようなガラスのコップ。
但し、燗酒だけはその下にプラスチックの受け皿がつく。サワーなんてものがメニューに入ったのはだいぶ後になってから(基本的に手間かかるからやんなかったのだと思います)
燗酒は薬缶でガス台で温めて、そのまま魔法瓶で保温(・・;)
たまに沸かしすぎると、一升瓶から少し足して適温にする......といったアバウトな感じでした。
しかし、不良中年たちは酒は飲むが、あまり食べない。せいぜい2-3本。
と言うことで、その時間の客単価は多分1000円は言ってなかったような気がします。
そんなこと言ってる僕でも、焼き鳥2本で燗酒6杯というのが通常でしたから1000円程度でした。
閉店は夜の12:00でしたが、不良中年たちが帰るまでは嫌な顔ひとつせず飲んでもらってました。
でも、淡々と掃除はしてましたが。
あの不良中年たちはいまどうしているのだろう、そのころは20歳だった僕が50歳なのだから、良いおじいちゃんに.......なってるわけないよな。
ということで、その2では、そんな鳥佳がいまどうなっているかを!
........写真撮ってこなくちゃ。