もう大変昔の話ですが
私に最初にお花を教えてくださった先生のことはお伝えしたいので・・・
15歳の春、高校1年の時からお茶、お花のお稽古がスタートしたのですが
お茶もお花も高来千秋先生という当時70歳を越えていらっしゃる後に勲章をいただかれた偉い方に教えていただきました。
いつも微笑んでやさしく教えてくださいました。
もう孫のような年齢の弟子でしたので
「お嬢ちゃん、このお花はどっち向いたらきれいに見える」と
私に尋ねながら私の作品の手直しをしてくださいました。
いつも私の個性を尊重して手直ししてくださったので私はお花のお稽古が好きになりました。
いつも微笑み、個性を尊重し、好きにさせ、花の真髄をなにげなく授ける。
今、考えてもこういう先生はなかなかいらっしゃらないのではないかと思います。
私もそうなりたいと思いますが。
この先生のもとでは高校3年の夏までお稽古させていただきました。
日本のいけばなと茶道がフラワーアレンジメントとテーブルセッティングに化けるのですが
高来先生はこの世界の扉を最初に一緒に開けてくださった方でした。