息子が中学を卒業しました🌸
私が子宮頸がんの告知を受けた時
息子は小学2年生でした。
ガンという病気がどんな病気かわからないはずであろう息子に、話をしたことが昨日のことのようです。
腺癌は予後不良と、どの文献を見ても書いてあったので、私死んじゃうんや
と思いながら、当時小学6年生だった娘と、息子に話したのは、ガン告知を受けてすぐでした。
涙を堪えて話した記憶が蘇ります。
お母さんの身体に悪いものがいるらしいから、
お腹切って、取り出してもらってくるね!
入院するから寂しいと思うけど、お父さんもいてくれるし、ばあちゃんもじいちゃんも、色々手伝ってくれると思うからね
涙が出ると困るので、サラッと笑顔で話したと
思います。
お母さんは全然大丈夫よー
みたいなノリで。
その時は、息子もあまり理解できてなかったと
思います。
私が入院してから、地域の夏祭りがあり、息子のお友達たちがお母さんと一緒に来ているのを見て、息子が陰で泣いていたと、ママ友からメールをもらったときは、病室で涙しました🥲
お母さんと行きたかったよね。
寂しい思いさせてごめんね。
申し訳ない気持ちでいっぱいでした
でもそんな息子を、たくさんのママ友がフォローしてくれて、寂しくないようにと、泊まらせてくれたり、プールに連れて行ってくれたり、習い事の送迎をしてくれたり‥。
本当に周りに助けてもらって、親子共にここまで来れたと思っています。
あの時、力になってくれた人たちのことは、一生忘れないし、感謝に尽きません
コロナ禍での卒業式は、在校生も来賓も不参加で、
かなり短縮され、感動‥というより、粛々と終わりましたが‥。
受付で渡された息子からの手紙
母さん 父さんへ
いつも世話してくれてありがとう。
高校受験という人生に大きく関わるイベントがあり、
心が病んでいた時もあったけど、何度も「あなたなら出来る!」と言ってくれて、すごく心が軽くなっていました。
部活の時も、よく試合を観に来てくれ、色々な話が
できました。
学校や部活から帰ると「おかえり。」という声や、
温かいご飯が待っているのは、母さんや父さんが頑張って、仕事や家事をしてくれているからだと思います。
今度は僕が孝行したいです。
最近はあまり話したがらないだけに、息子からの手紙は感慨深いものがありました
そして何より、出だしが
父さん母さんでなく
母さん父さん
先に母さんなんや
そこに感動🥺笑
そういや、前職場の院長がずっと私に言ってくださってたこと。
たまちゃん、子どもは母さんなんやで!
何かあった時、絶対みんな
「お母さ〜ん!!」やろ?!
そこは
「お父さ〜ん!!」じゃないやろ?
だから絶対生きなあかん!!
子どもの為に生きるんやで!!
ずっとそう言われてました
70歳オーバーのダンディな院長でも
「おかあさーん」
だそうです
なので息子のためにも娘のためにも
やはり私は長生きしたいと思います
おチビちゃんで、身長140cmで中学入学した息子も、
165cmと、私と同じ身長になりました
高校生になっても、もっともっと成長してくれることを期待しています
高校に行っても頑張ってね
母はずっとずっと、あなたを応援しています。
そしてずっとずっと生きています。
今日も最後まで読んでいただき有難うございました