「ふかーい訳」





今から
長ーくなりますが、退屈しなければ
最後まで読んでくださいまし

さかのぼれば
2019年になり、大吉のおみくじを引き
今年も良い年になりそう〜

なんてウキウキしてた1月

娘から
「私、この前、めっちゃ当たるって有名でTVにも出てる占い師さんにみてもらいに行ってんけど、
今年最悪の年らしい!
家族の誰かが死ぬとか、それくらいの厄年やねんて!
私、厄年と、大殺界と、なんかもう一つ、最悪な運勢のことが重なってるらしく、3つとも最悪やから、大人しくしとくように言われてん。」
なんてことを耳にして👂
なんちゅうこと言うんや



いやいや、あんた今年大学受験やでー

最悪とか、言わんといてや〜

ま、占いは占いや!!

と、人ごとのことのように言うておりました。
その後1月下旬に、職場の健康診断があり、
なーんか嫌な予感がしてたのですが、
2月下旬にその結果が返ってまいりました。

まずその前に、私の健康保険、クリニックに勤めてるので「医師国保」ていうものなんですがね、
この健康診断が、実に充実してくれてまして。
・尿、血液検査
(CEA腫瘍マーカーや、ピロリも入ってる)
・胸部レントゲン
・心電図
・便潜血
・眼圧、視力、血圧、聴力、身長体重
↑
これが標準で、さらにオプションで、胃カメラ・マンモグラフィ・子宮頸がん・体脂肪CT
など、希望あれば追加できるんです。
これを最新の検診センターで受けさせてくれるんです。
前置き長すぎですが、それで私、マンモグラフィのみオプションで追加して受けてまいりました。
(なんたって年一回に受けるように言われてたのに五年放置でしたもんで)
で、結果!!
ジャジャジャーン



職場に封書で届くのですが、
私の結果だけ、バカでかい紙袋🛍で届きましてん。
《何もなければ皆、普通の封筒サイズで届きます》
受け取った事務の人が
「たまさーん!バカでかい通知きましたよー!
こんなん見たことないんやけど。」
と爆笑しながら持ってきまして。

いやいや、これ、あかんやつやん!
ヤバイやつやん!!

言いながら、内心ドキドキ落ち込んで
恐る恐る開けましたところ

◇マンモグラフィ 非対称陰影
◇心電図 陰性T波
◇血液 K(カリウム)低値
◇ピロリ菌 強陽性
◇便潜血陽性(2回分のうち1回分)
この5つに要精密検査とあり、
紹介状がついてました。

大きな紙袋は、マンモグラフィのフィルム

ドーン💥と落ち込み、
この世の終わりのような風貌で
帰路につきました。

というのも、1月中旬から、とても不調でして
胃痛、背部痛、お腹の張り
便秘と下痢の繰り返し

機能性ディスペプシアもあると言われてるし、
いつか治ると呑気にしてましたが、日に日に症状は重くなり、大好きなビールも美味しくなくなり、
お腹が張って食事もままならなくなってました
ま、ビール飲み過ぎなだけ

で、ちょうどそんな調子なので、
胃カメラの予約を入れていた矢先に、この結果

まぁとりあえず、予約していた
胃カメラ
から。


結果、ピロリ菌も出ないほどの、綺麗な胃でした。

そしてこの際、順番に検査(クリア)していこうと、
次に有名な乳腺専門医がいる総合病院へ行き、
再度
マンモグラフィと乳腺エコー
を。


結局、それも大丈夫でした。

(非対称性陰影は、ほぼほぼ大丈夫とわかってたので、特に心配もせず)
そして次に
心電図と血液検査


この2つに関係する病気が
原発性アルドステロン
というのがあるんです。
ここ数年、何故か低血圧の私が高血圧になってたのも気になってたので、
この高血圧と、カリウム値が低くなるという病気に
上に述べた原発性アルドステロンというホルモンの病気があることは知ってました。
カリウム値が低くなると、心電図異常が起こります。
なので、これは全てリンクしてると考え、事情を説明し、ホルモン検査をしてもらったところ、やはり
ホルモン値異常
上記の疑いが高いと

ただ、副腎腫瘍が原因であることも考えれるので、
CT撮りましょうと。
え?!副腎に腫瘍?!
腫瘍=ガン
またそんなことが頭によぎりましたが、
調べてみないとわからない

せっかく画像検査から解放されたところやのに…
うん。そういう問題じゃないよね。

→結局CT撮ったけど、副腎に腫瘍はみつからないので多分、アルドステロンの疑い強!!
(でも下記のことが最優先なので、これは後回しに。)
そして、下記のこととは
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
それと平行に (どんだけ〜)

便潜血陽性の原因(大腸ガン)を白黒つけたくて、
胃カメラをしてもらった病院で



普段なら便潜血陽性も1回だけなら、
「痔もあるし〜」
おしもの病気多すぎ

と、もう少し様子見ようと
放置してるはずの私ですが、
その時は、かなり症状があったので、
意を決して受けることにしました。





お腹の手術(特に婦人科系)をした人は、癒着があるので、大腸内視鏡がとても難しく、本人もかなり苦痛を伴います。
というのを、内視鏡室ナースとして働く上で
みていたので
一番避けたかった検査ですが、
その時はこれも、そうは言ってられない

というかね、
大丈夫
という保証が欲しかった。


いつものように
「過敏性大腸炎ですよー」なんて簡単に言われるつもりで受けたんです

痛いんやろな〜

鎮静かけて検査してくれるっていうけど、
絶対痛いんやろなぁ

そう思いながら、いよいよお尻から
ファイバー挿入!!!
あらあら、先生の腕が良いのか、ウトウトしている間に、大腸一番奥の、盲腸まで入ってました。
え?!この先生神!
全然痛くなかったし、ラッキー

なんて思ってたのも束の間。

ウトウトしていたのに
「なんかある!」
この一言で目が覚めました。

どこかから数名の先生が出てきたのがわかり
(横向いて検査してるからね、
背後に先生方がいるから、声しかわからないの
)

数名の医師が私の大腸が映った画面を見ながら
討論。
「あー、初期かな?」
「ですね。」
「大きいですね。」
「今日は無理ですね。後日やね。」
こんなやり取りが聞こえ、
終わった時に検査医から
「今日は治療できなかったけど、
後日治療が必要やね。
大丈夫!
内視鏡で治療できると思うから」
と言われ

鎮静が効きすぎてなのか、ショックだったからなのか
声も出せなく、その後すぐまたウトウト

間違いなく、鎮静が効きすぎてた



そしてやっと鎮静が覚めてから、
(医師はいないので)
付いてくれてたナースに
「何があったんですか?!
今日取れなかったんですか?!
え?悪性?」
と聞いたけど、
「組織検査出してるので、
その結果待ってくださいね。」そりゃそうや

「たしかに大きかったです。」
と言われてしまい、チーン

まぁ、医療従事者として、どうしようもないし、ナースの口からは説明出来ないこともわかってたので、
その場はそれで泣く泣く帰宅しました。

またガン?

新しく?
それとも転移?

え?また手術?



娘の占いの結果を思い出すしかない出来事





もう、その気持ちしかなかった毎日でした。

長すぎるので、次回に続かせます。
